リーディング・グラス。
英語ではreading glassesらしいから、正しくはリーディング・グラッシズと書くべきか。読書眼鏡と言えば知的に聞こえるが、老眼鏡の一種に過ぎない。悲しいことに、手元の近いところで焦点が合わなくなった人のための眼鏡である。
私も眼鏡店でこれを作ってもらい、その後調整を繰り返した古い眼鏡を今も東京メトロ銀座線青山一丁目駅近くのオフィスで使っている。

オリバーピープルズというメーカーのグレゴリー・ペック・モデル(笑)。これを掛けると、グレゴリー・ペックのように知的に見えると言われて購入。しかし今時、グレゴリー・ペックと言ってすぐわかる人は何人いるか?
もう8年前のものだけれどね。
それとは別に格安なリーディング・グラスってのが、我が家にはいくつもある。最初にご紹介した眼鏡は数万円したが、ここからあとにお見せするのはその10分の1以下の価格の商品である。みな2,000円~3,000円ほどだ。
例えばこれ(見るからに安そう)。

主にキッチンで料理する時に使っているものだ。
次にこれ(これは少しだけ高そう(笑))。

自宅でデスクトップやノートPCを扱う時に使っているものである。
ちなみに、これ(↑)は3個持っている。自宅の1階と2階それぞれ1つ、八ヶ岳山麓の山荘にも1つ置いてある。
次は中途半端であまり使わないのだが、寝室に置いてある。

外でも本を読んだり、書類を書いたりする時に必要になるから、カバンの中にも絶えずリーディング・グラスが1つ入れてある。
そのお外用リーディング・グラスが最も消耗するものだ。出し入れもかなり頻繁だし、カバンの中でいろいろと外的ショックも加わるので、たまにそれが壊れる。
今回もここ数年使っていたものが壊れてしまった。
そのため、新しいのを買った。

これがいいのよ。
装着感ゼロ。軽いし形が私に合っている。焦点もビシッと合う。
でも値段をお教えすると、2,000円ほどだ。

フレームもとても柔らか。
なんて心地いい眼鏡なんでしょう。

もう1個買っておこうかな。
破損した時のために。
というわけで、リーディング・グラスを我が家ではあちこちに置いてあるのだ。老眼オトコは何かと面倒。あちこちで眼鏡をかけたりはずしたりしている。
眼鏡をかけると遠いところは見えなくなるし、かけないと近いところは見えない。

ちなみに、生まれて初めて眼鏡店に行った時に話はこちら (↓)。グレゴリー・ペック・モデルの名前の由来がわかりますよ。