ここに土地を私が購入したのは1998年。そこに山荘が建ったのが1999年。その翌年2000年春に、私はいくつか苗木を植えた。みな全高2.5m~3.0mくらいのヒョロヒョロした苗木だった。
下の画像のサクラやウリハダカエデもそれらの苗木のうちの2本だ。
それが21年経過して、いまや堂々たる大木になっている。
21年ってあっという間だったが、この木にとっては十分成長できる期間だったんだね。
こちらがサクラ。毎年5月の終わりになると花を咲かせる。
こちらが今回のテーマのウリハダカエデ。
八ヶ岳山麓の植物に詳しい柳生博さんによると、ウリハダカエデは「山の踊り子」だという。真っ赤に紅葉するからだ。しかし私はこの木の葉が真っ赤になるのを見たことがない。
ウリハダとは瓜肌の意味だ。幹が瓜みたいに見えるでしょ?
この木は根元から3本の幹に分かれたが、そのうちの1本が公道に向かって枝を広げ過ぎたので、専門の方に頼んで切ってもらった(↓)。
確かに瓜だ。
とても面白い外見をしている。
あ、セミ。今年の原村の夏を楽しめましたか?
私は今年の夏に原村に来れなかった。
休みなんて全然なしのエキサイティングな夏だったからね。
ウリハダカエデの葉って大きいのだ。
こんなの。
もっと見せちゃう。
で、周囲を見渡すと、似た葉がたくさん地面から生えてきている。
これもね。
これもだ。
地面から長い茎をのばして、葉をつけている。
茎を見ると、これがウリハダなんだなぁ。
つまり今はウリハダカエデの大木となった子が、さらにその子を増やすべく努力しているということらしい。
実際には大半が大木となる夢を途中であきらめることとなるようだが。
21年ってすごい期間の長さだよ。
ヒョロヒョロの苗木が、今や大木だ。
我が敷地のウリハダカエデ。
かわいいねぇ。よく頑張ったねぇ。
他にもカエデ2本、ナナカマド1本。
さらに今回お見せしたサクラ1本と、ウリハダカエデ1本。
それらが私が敷地に植えた苗木だ。
みんなどんどん成長した。
みなさん、樹々を適度に植えましょう!
でも適度に管理しましょう!
それが山には必要です!
「長すぎて退屈な話だった・・・」
「興味が持てない・・・」
Yahoo!のスマホお天気アプリでは「八ヶ岳西麓原村にこもる・・」とタイトルされた私のブログ記事へのリンクが、ローカルなニュースに混じって出て来る。木曜日の11:38にアップされた前回の記事もこのように出て来ていた。
道理でこのリンクから私のブログに入って来る人の数が多いはずだ。
すみません、本当に。世の中の大事なニュースの中に、どちらかというとどうでもいいようなブログ記事が紛れ込んでしまって。