「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

稲村ヶ崎を散歩して、強烈なシラーズに負けない強烈な鶏の照り焼きをつくる@鎌倉七里ガ浜

2025-02-14 00:00:01 | あちこち見て歩く
朝の散歩だ。


稲村ガ崎地区を降りて行く。


ヘンデルでリラックスしてください♪

Handel: Water Music Suite No. 2 in D Major, HWV 349: Hornpipe

この木は何の木だろう?と妻が言うので、画像検索してみたら、トベラの班入りだと出た。



本当かな??

左は骨董品店で、右は叉焼で有名な稲村亭。


骨董品店はこんなところ。



脇道へ入る。


海を眺める民家カフェがこの階段の先にあるらしい。


行ったことないけど(笑)

極楽寺川が海にそそぐ。


海に出た。

江の島の右奥に富士山がうっすらと見えている。


稲村ケ崎公園はワンコも入れるところだ。

そこでドガティ君はこのカエル君をつかって遊ぶ。


カエル君を咥えて走りましょう。


稲村ケ崎の向こうから太陽が現れた。


波が岩を洗う。

ざっぶぅ~ん。


昔の東映の映画のオープニングみたいな。


白い波をどんどん見せちゃう。


謎の物体がこれ(↓)。地元民は知っているが。


極楽寺川の河口として工事されたが、稲村ヶ崎西側の砂の流失によりコンクリートが高く露出して、そこにかけられた橋も登れない状態となった。

上から見るとこんなの。これでも橋。


七里ヶ浜の砂は黒っぽいが、特に稲村ヶ崎寄りでは濃く黒い。


磁石があると砂鉄が採れる。鎌倉時代から鉄として採取されたものだ。

それは江の島あたりまで移動してもまだそうで、地面に磁石を落とすとくっついて来る黒い砂がある。

海を見下ろすドガティ君。


江ノ電沿いを歩いて帰りましょう。


江ノ電が来た!


再び江の島が見えて来た。


自宅は近いぞ。

鎌倉プリンスホテルの坂を上る。


自宅と鎌倉プリンスホテルの間にあるパシフィック・ベーカリーでパンを買った。

焼きたてほやほやで袋にいれて隙間を開けてあるが、それでも中に水滴。


パシフィック・ベーカリーのおねえさんがきれいに切ってくれた。


これをランチで食べる予定。

それではおかずの用意開始。


クレイジーソルトとブラックペパー。

サラダドレッシングづくり。


鶏もも肉から余計な皮を取り除く。



ブツブツ表裏に穴をあけて、クレイジーソルトとブラックペパーをまぶす。


その上に片栗粉をうすくつける。

これが本日の課題で、ダーレンベルグのシラーズ・フットボルト2021年。


古くからある銘柄で、私も1990年代から何度も飲んでいる。

昔からの製法で作られている。

Footboltとはこのワイナリーのオーナー家のご先祖が所有していた競争馬の名前。


ダーレンベルグのワインは昔からずっとヴィレッジ・セラーズが取り扱っている。


アルコール度数は14.5度と高めだ。

このワインを照り焼きのタレに使う。


これから飲もうとしている強烈なシラーズのワインに負けないパワフルな鶏の照り焼きをつくるために、タレにこのワインを注ぎ入れる。

それ以外のタレの材料は醤油、みりん、三温糖。


甘辛くしっかりしたタレに照り焼きを絡ませるのだ。

このワインを飲む。相変わらずおいしいねぇ。


クレイジーソルトとブラックペパーと片栗粉をつけた鶏もも肉を多めの油の中で皮目から焼く。


ひっくり返す。


そして蓋して弱火でじっくり焼く。


フライパンの中はもともと油が多め。

さらに鶏肉から脂がどんどん出て来る。


ワインを飲みながら、その風景を眺める。


鶏肉の中まで火が通った頃、中にたまった油や脂を全部ふき取ってしまう。


すっからかんになるまで拭こうね。


そこに先ほど作ったシラーズ入りのタレを注ぎ、加熱し始める。


煮たてる。

その中で表裏をたれに絡める。


完全に煮詰める少し手前で鶏肉を引き上げよう。


あらかじめ切り分け、その上からフライパンにわずかに残った熱いソースをかける。

盛り付け完了だ。


照り焼きではあるが、シラーズが混じりかなり濃厚なソースが絡み、和風の照り焼きとは言え、「洋風ソテーのワインソースがけ」みたいになる。

みりんがあるから照りもある。

こってりしていて、併せて飲むシラーズの強さには負けない。


パシフィック・ベーカリーのパンを軽く焼いて、ブルーベリー・ジャムで食べる。


肉もブルーベリーもシラーズに負けないぞ。


鶏肉とは言え、重いランチになった。

大満足。


鶏でありながらヘビーな食事。

たまにはこういうのもありですね。
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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (鎌倉山のおじさん)
2025-02-14 05:07:46
鶏肉でもこんな重厚な見立てに仕上がるのですね。美味しそうです。
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Unknown (ユーアイネットショップ店長うちまる)
2025-02-14 05:15:05
照り焼き!美味しそう。
材料は全部揃わないけど自宅でも
出来そう。
鶏肉は色々とアレンジできるので
小分けして冷凍庫に入れています。
返信する
Unknown (yuta)
2025-02-14 06:21:09
ヘンデルは私が好きな作曲家の一人です。
江の島と富士山は湘南の定番の景色ですね。
両方が見られるとホッとします。
稲村ケ崎公園は行きましたよ。
高台から海や山?の方を沢山撮りました。
北鎌倉の駅チカの骨董屋も良かったです。
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Unknown (おちゃ)
2025-02-14 09:03:24
鎌倉山さん

重たい鶏肉料理になりました。
赤ワインにも負けないように作りましたよ。
結構ずしりと来ました。
返信する
Unknown (おちゃ)
2025-02-14 09:05:39
うちまるさん

鶏肉はあっさりもできるし、こってりもできます
ね。我が家は鶏肉の出番が多いです。

テリヤキですがかなりこってり、重い味付け
になってます。赤ワインとでも楽しめる
味付けになりました。

鶏肉は便利ですね。冷凍ですか。
我が家はさすがにそこまではやってなくて
(冷凍庫が小さいから)、毎回考えて買って
います。
返信する
Unknown (おちゃ)
2025-02-14 09:09:01
yutaさん

ヘンデルって聞き易いですね。
室内宮殿音楽風というか、貴族的イージー・リス
ニングというか、とにかく上品でサラサラして
います。英国貴族も好きな人が多いそうです。

江ノ島と富士山は定番。
大昔の葛飾北斎もいくつも描いていますね。
葛飾北斎が写真機を知っていたら、撮影しま
くっていたでしょうね。あれだけ風景画を
描いた人ですから。。。
返信する
Unknown (Frenchy)
2025-02-14 11:26:32
ヘンデルの作品、品格があってバロックにしては軽やかで聞き易いですね。バッハは音楽の父、ヘンデルは音楽の母との由、違い良く分かりません。おちゃさんのCDジャケットでは宮廷花火の曲と水上の音楽と書いてありますが、演奏されている曲どちらでしょうか。因みに、ネビルマリナーとセントマーチンインザフィールド、私の好きな指揮者、楽団。2012年にロンドンに行った時、トラファルガー広場のそばの専属ホール改装中、その数年後に指揮者は亡くなられました。一度生で演奏を聴きたかったのですが。

話題は変わりますが、江ノ電は最近新しい車両の電車が走っているようですね。順次新車両に切り替えていくのでしょうか。
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Unknown (おちゃ)
2025-02-14 13:25:58
Frenchyさん

ヘンデルは母。たしかにそうかもしれませんよ。
母っぽいです。バッハは父っぽい。
貼り付けたYouTubeはWater Music No.2 Suite
です。

これと同じ曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=9c0MTjlnLHU

ネビル・マリナーは英国の指揮者として
有名ですね。マイ・フェア・レディの
ステージで楽団を指揮した録音なんてのが
あったように思いますが、あれは記憶違いか。

あとで調べてみます。

江ノ電はどんどん順番に新しい車両が出てきますね。
もはや変えなくていいのに。
木製の床の車両が来たら、我々は喜びます。
返信する
Unknown (yukarilly)
2025-02-14 23:36:18
この日の奥さま、ヘンデルの曲がお似合いですねーキラキラした光のもと颯爽と歩かれています。良いですね-。お昼の鶏の照り焼き、とっても美味しそうワイン煮が好きなので堪りません♡
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Unknown (おちゃ)
2025-02-15 06:56:31
yukarillyさん

ヘンデルが似合ってます?
ありがとうございます。本人に代わってお礼を
申し上げます。本人にも伝えておきますね。

稲村ケ崎方面への散歩は楽しいです。岩場があり
ますからね。途中多少の山道もあり、楽しめ
ます。たまに潮が引いた時の稲村ケ崎は
すごく楽しいです。

鶏の照焼きをワイン煮風に作ってみました。
こってりと重い味付けで、赤ワインでも
楽しめましたよ。いつもだとちょっとあきちゃう
かもしれませんが、たまにはこういうのも
いいですね。
返信する

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