前回の続きで大山阿夫利神社のお話だ。
ここは大山の頂上であり、阿夫利神社本社。
標高1,252mで、湘南地区を見下ろす位置にあるよ。
よく頑張った私の足。そしてKEENの靴。
しかし革の部分とゴムの底が外れかかっていることを発見。
左右とも、つま先から内側の1/3くらいが、接着剤が劣化したような状態になっている。
もう15年前に購入した靴だからな。
この靴で、無事下山できるだろうか。
見晴台コースを通って下山する。
左が見晴台コースだ。
神奈川県南部を見下ろしながら下山しましょう。
表参道コースの激しい登り坂を来たわけで、太もも、ふくらはぎがすでにめちゃくちゃ疲れている。
こんな階段の下山は足がガクガクする。
あ、魅力的。高い所まで谷戸があり住宅がある。
徐々に標高が下がるのが、遠くを見ていてもわかる。
私と同じく膝がガクガクする妻が、両手を開いてバランスを取りながら歩いている。
そうしないと、こけるらしい(笑)。
標高が高い部分はこの木だらけだ。
これ(上の画像も下の画像もそう)って何の木だろうか。
八ヶ岳の山荘の敷地にも似たようなのが1本ある。あまり太くならず、株立ちになる木だ。
このコンクリートの塊は何?
橋があったか、送電線鉄塔があったか。
鉄の輪っかがあるね。ワイヤーが何かを引っ張っていたのでしょう。
いつ底がはずれるかと心配な靴。
下山途中初めてあったベンチで我々は休憩中。
かなり下って来たな。遠い景色の傾斜が緩やかになって来た。
下り道の急なところがたくさんあって、チェーンが張られている。
それをつかんで下る。
手袋を持参してはいたが、そこまでは必要なかった。
滑落事故多発だそうですよ。
ちょっとずれると、急斜面なのだ。
ここは尾根。
見晴台まであとちょっと。
左右がまた尾根。
あまり片寄ると落ちますよ。
ヒノキだ。
左がスギで、右がヒノキ(↓)。
香りが強いね。
我々は大山山頂から来て、下社へ向かっている。
ここは見晴台だ。
振り返ると大山頂上が見える。
かなり下って来たのだね。
でもまだ下に山々があって、いい眺めだぜ。
足がガタガタだが、気持ちいい。
熊が出るらしい。
登山者が頻繁に通るから熊に遭遇する確率は低いが、ゼロじゃないね。
もうあまり急な階段や岩を降りることはなくなり、疲れた太ももやふくらはぎを刺激することも少ない。
こういう道を歩いていてもごみが全くないことには感心する。
たいへんな登山であり、霊験あらたかな阿夫利神社への参拝であることの意味を登山者や参拝者が理解しているんだろうね。
頂上の売店ではペットボトルや缶を持ち帰るようにと言われる。
頂上付近ではお弁当やカップ麺をすする人が多数。
しかし頂上も下山途中もまったくごみがない。
翻って、鎌倉に来る観光客の低レベルなこと。
食べ歩いて、落としてそのまま放置、海岸にプラごみも捨てて。
なんとかしてもらいたい。あまりに低レベル(^^;;
強烈な谷にかかる橋。
谷が深い(下の画像、ちょっとわかりにくい(笑))。
かなりな傾斜で、よくここに橋をかけたなと思う。
下の画像の上の方に橋が見えるでしょ?
注足意元(ちゅうそくいげん)。漢語のことわざ。
そうではなく、単なる足元注意(あしもとちゅうい)。
滝があるところって、だいたい危ないからねー。
美しいアーチ。
二重社。
阿夫利神社の末社だ。
横に滝が流れている。
でもこの滝は二重社の神域だ。
侵してはいけない。
滝登りなんてしてはいけないよ。
散々下って足がガタガタなのに、いきなりの登り。
もうやめてよね。
「おつかれさまでした」って本当にそうだよ。
やっと平地に出た。疲れたわー。
下社には朝に上ったね。
もう午後2時近くだよ。
我々はケーブルカーの駅へ。
ここからケーブルカーで一気に下がる。
楽をするのだ。
もう十分歩いたし。
二度と来ないぞ、こんなしんどいところ(笑)。
足が痛いわー。
こま参道を下る。
みやげなんて買わないぞ。
我々は空腹なのだ。
なにせ三温糖のきなこねじり棒と少しのナッツ類しか食べていない。
あとちょっとで駐車場だ。
蒸し暑いな。
やっとクルマに乗り込んだ。
冷房をガンガン入れる。
朝5時に起床して朝ごはん食べて用事を済ませて、7時過ぎには自宅を出て、8時半には伊勢原の駐車場に入って以来のクルマ。今は午後2時過ぎ。
9時半近くから1時半くらいまでの4時間を休憩はさみながら、山道を歩いたことになる。
その前後はこま参道を上っておりて、ケーブルカーに乗って、阿夫利神社に参詣して。あーーー忙しかった。
茅ヶ崎のイオン・スタイルに寄る。
「スタイル」というくらいだからいろいろ生活スタイルを提案しているらしい。
空腹を満たすためにフードコートへ行く。
インドカレー店がある。
リンガーハットと幸楽苑がある。
さて、三択問題だが、今の状況からして、リンガーハットにするかな。
私は皿うどん。
加えて餃子。
遅過ぎるランチが終了した。
なんでもおいしいよ。空腹過ぎるのだ。
朝早くに朝食、その後ろくに食べずに延々と登山して、遅過ぎるランチである。
茅ヶ崎を走行。
旧来からの国道1号線。
松林があるね。湘南の東海道はこの雰囲気。
そんな道をずっと走る。
茅ヶ崎から西はタロウさんの地盤だ。
このあたりの地主さんや個人事業主等自民党贔屓は、タロウさんに投票する。
タロウさんのお父さんは、一旦自民党を出て新自由クラブなんてのを作った。「クラブ」なんて名前が、まずダメだと思うわ。また河野談話なんてまったく日本のためにならないこともした。とても善良な人だったとは思うが。
タロウさんはその家系のおぼっちゃんだが、結構ハッキリした性格。米国留学もしたしね。頭も良さそう。批判も多いが、私は好きな人だ。
・・・なんてことを考えていたら、ドガティ君が入院中のマーブル動物医療センターに到着した。
ドガティ様が登場した。
開腹手術をしたので、その箇所を舐めたり噛んだりしないように、首にクッションをはめている。
不思議なのだが、それが嫌ではないらしい。
この大きなクッションをしていては、いつものケージには入らないので、おかーさんに抱っこされて後部座席で帰宅する。
ご無事でよかったですね。
お帰りなさい。
さて、ここで噂の稲村ヶ崎洋菓子店。
土曜日限定のシュークリーム。
営業開始から最初の5営業日(5/30木~6/3月)は、連日作っているよ。
キャラメルとプレーンがある。
ご関心ある方は、ぜひどうぞ。
売り切れごめん。
あぁ~~~おいち♪
山頂でカップ麺、弁当も食べるが、山の中にゴミ一つないとは、立派なものです。由比ヶ浜や七里ヶ浜で鎌倉市民が拾うあのゴミはなんじゃ?と問いたくなりますね。コンビニで買ったばかりと思われるプラごみもよく落ちている。ゴミ問題だけではないが。オーバーツーリズムの総量規制をして欲しい。
退院、おめでとうございます。これでまた楽しく一緒に生活ですね。
見てるだけでも勾配のきつい山坂。
今、登らないと足腰が悪くなってからでは
遅すぎて。
痛々しいクッションですが早く取らると
良いですね。
足はもう何ともないです。昔から大山阿夫利神社
の参拝は人々の憧れ。一度登ってみたいと
思っておりました。そりゃ遠くから伊勢原まで
来て、山頂の神社本社まで登るのは大変。
誰もがご利益はあるものと考えたでしょう。
ドガティ君は退院、この段階ではまど
安静にですね。でもまあ無事でした。
ご心配おかけしました。
ビーチグリーンあちこちで市民がやってますが、
明らかに観光客が捨てたばかりというゴミも
多いですね。ひどいものです。大山って、我々
夫婦が見た限りでは、入山してから山頂で
も途中でも下山するまでゴミがゼロ。
神社があってその周囲という意味では同じ
ものなんですが、こんなにちゃうか?という
くらいでした(笑) やっぱり鎌倉って俗っぽい
んですねー。
上りは疲れます。途中で足を上げるのが辛くな
ります。太ももやふくらはぎが疲れます。
しかし下りは一歩一歩、足に来るショック、
腰にもショックが。下りとは疲れるものですね。
妻とは、2度と行くものか!と言っております(笑)
ワンコもおりますし、今後もなかなか行けそうに
ありませんが。しかしもうちょっと緩い
ハイキングくらいならまたワンコと一緒に
行きたいと思います。
おかげさまで退院です。
この浮き輪のようなもの、合理的です。
ワンコの手術後用カラーとしては昔から
メガホンのようなもの、あるいは首長族が
使うような形状の首を固定するもの、
あるいはすっぽり服で体を煽ってしまうものも
ありましたが、この形態は初めてです。
ワンコの自由もきくし、良いものだとおもいました。
いや〜、お疲れ様でした。
いつ靴が壊れるか期待して…いやいや、心配しながら読んでいました。
無事に下山、おめでとうございます!
いいところですね。
滝があるとテンション上がります。
緑もいい季節ですね。
しかし、よく14時過ぎまでお菓子とナッツだけで頑張りましたね。
運転があるからビールも飲めないし。
ドガティ君はどこまでいい子なんでしょう。
首にあんなのつけられて、嫌じゃないのか〜。
普通のエリザベスカラーじゃないのですね。
こんなの初めて見ました。
とにかく、ドガティ君退院おめでとうございます㊗️
ねじりきなことナッツだけ!
よくご無事で「しゃりばて」もせずにと
ただただ感心しました。
日ごろの散歩で鍛えられているからでしょう。
それにしてもすごいです。
私なんか登山の時のザックの中身…
半分くらい食糧です!
本当にお疲れさまでした。
ドガティ君の退院おめでとうございます!
無事に退院されて本当に良かったです。
早く元気に走り回ることが出来るといいですね。
残念、靴が壊れなくて、期待に添えず申し訳
ありません。これでは吉本新喜劇に入れない。
吉本新喜劇はお客さんがみんな予め予想する
おかしなことが起こって、「起こるぞ、起こるぞ」
と思ってたらやっぱり起こって、そらみたことか
と観客が予定していたかのように笑う。
ここはやはり古い靴が壊れるべきところ、でも
靴底ははがれつつありましたが、なんとか
最後までもってしまったのでした。ということで
無事下山です。
この最後に出て来た滝は横の神社の神域の
一部だそうです。そういえばかなり神々しい
流れ、感激しました。
朝はしっかり食べているので、そんなにお腹は
へりませんでした。でも下山したころにはやはり
かなりお腹が減っていました。茅ヶ崎のイオン
スタイルでやっとお腹を満たしました。
今はエリザベスカラーだけじゃないですね。
あれはかなり不便。ワンコも不快でしょうねえ。
でも今回の形のは私も初めて。
米国留学帰りの先生方のところはいろいろと
新しいものがあるようです。
もう足がなんともないとはお若いですね。
オーバーツーリズムもいよいよ本格化してきましたね。登山道にゴミが少ないのは、やはり登山者のモラルは一般の観光客より数段上なんだと思います。観光客にモラルを求めるのは難しそうなので、やはりしっかり観光税を徴収して、ごみ回収費などに回すしかないような。世界的にそうなっていますね。あと、集中を避けるために、昨年行った観光先進国スペインでは、サグラダファミリアやアルハンブラ宮殿など主だった観光施設は30分刻みの入場券を事前に購入する必要がありました。2か月前でも売り切れがあったりして、集中を制御できるように思いました。鎌倉市議会はどんな対策を検討しているのか?そういえばパークアンドライドもどうなってるんでしょう?
それと、やばそうな登山靴を履いていくときは、針金かガムテープを持参するのがいいみたいです。接着剤の剥離もですが、不可避なポリウレタンの加水分解に備えて。場合によっては命にかかわるので。
しゃりばてという言葉を初めて聞きました。
勉強になります。
登山は普段しないものですから、基礎的用語
を知りません。
本当は、途中のコンビニでおにぎりくらいは
買って行くか!といっていたのですが、
伊勢原市内に入ると、適当なお店もみつからない
まま、市営駐車場に到着してしまい、
途中の参道両側の商店も、そんな食べ物を
売っているわけでもなく、通り過ぎてしまい
ました。
頂上では売店があるのて、ご覧のとおりの
画像のメニューは何でも食べられるのですが、
そんなにお腹が減ってもいなかったので、
おやつ食べてそのまま下山しました。
そんなに空腹でばてるという感覚はなかった
ですね。でも、太ももとふくらはぎが痛い(笑)
翌日はますます痛い笑笑
もう本当に笑っちゃうくらい右のふくらはぎが
痛かったです。
おかげさまでドガティ君は無事退院し、
好きに走り回ってます。
とても元気です。
ご心配いただき申し訳ありませんでした。
若くなんてないですよ。もうヘロヘロになって
なんとか普通になったというところです。
右のふくらはぎが最後まで大変でした。
下りはキツイですね。円覚寺からすぐ左に上がって
ゆく塔頭さんへの坂なんてかわいいもんです(笑)。
おっしゃるとおり鎌倉のオーバーツーリズムも
たいへんです。神様がいて苦しい登山路を
登って参拝する大山の参拝客と、電車やクルマや
途中まで飛行機でやって来る鎌倉の観光客とでは、
ちょっと心構えが違うらしく、
まったく前者はごみがない。立派なものでした。
入域料金やごみ処理税を少なくとも徴収して
総量規制を行わないと、いけない時期かと
思います。来るのは個人の自由ですが、その
全体の量をコントロールするのは行政の役割
ですから。明月院の交通規制が一昨日から
始まっています。正直言って、地元の方
気の毒ですわ~。
思い立ったらすぐ鎌倉に行こう!ではなく、
ショコラさんご指摘のように、事前予約で集中を
避けることも有用でしょうね。パークアンド
ライドって、その効果はわかりません。
鎌倉市のHPにその効果が書いてあるかもしれ
ませんが。市役所は寺社や飲食店に遠慮して
ほとんど実効性のあることをしないですからねえ。
やる気になれば簡単ですけど。