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下町ロケット -ディレクターズカット版- DVD-BOX |
クリエーター情報なし | |
TCエンタテインメント |
一昨日は雨の中、ある企業さんで、チームビルディング研修を実施した。このチームビルディングは、小説ザ・ゴールの制約理論(TOC理論)の一部を取っている。TOC理論というと難しい感じを持つため、それは言わないというものだ。研修カリキュラムは、チームで因果関係による未来を予測する方法、チーム内で対立を解消する方法、そして、チーム内で障害を取り除く方法である。いずれも初めに講義、その後、個人ワーク、グループワーク、発表という順で進める。
対立を解消する方法のグループワークとして、複数の企業さんが集まっているため、共通の土俵を作る意味で、小説下町ロケットを読んできてもらって、この中から対立シーンを選び出し、その対立解消を検討することにした。各班は部品供給と特許権使用許諾の対立を取り上げていたようだ。小説を読んでもらっているから議論が白熱する、この試みは成功した。
今回の講師は、私と、私の会社のパートナー講師、最近独立した中小企業診断士和氣氏の2名である。和氣氏は、インプロも講師のレベルだ。ゆる体操や、ネームアクション、ミーティンググリーティング、あなたわたし、YESNO、YESANDなど研修の初めに肩をほぐすのにちょうどいいインプロをやってもらった。(左が私、右が和氣氏)
研修の最後に、振り返りをするが、YWTM(やっとこと、わかったこと、次の行動、メリット)をまとめると、これが議事録になる。なるほど、私も研修中新たな気付きをもらった。そして研修後のアンケートを集計中だが、なかなかいい得点が出そうだ。
この研修、何も私の業界によらず、どの業界、企業さんでも好評価をもらえるようだ。自社の資産として行こう。