みんなが欲しかった! FPの教科書 2級・AFP 2015-2016年 | |
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AFPという資格を持っている。個人や企業のファイナンシャルプランを作成するコンサルタントの資格だ。この資格は2年に1回更新手続きが必要だ。講演会を聞きに行くか、送られてくる協会の雑誌の誌上講座の学習をする。私はもう10年くらい更新を続けている。今年も更新の当たり年、学習を始めた。
今月号のFP誌上講座は、金融科目は「高配当ファンドの活用法」、不動産科目は「不動産広告の見方と規制」、ライププランニング科目は「雇用保険の教育訓練給付制度」、リスクと保険科目は「法人契約と生命保険」、タックス科目は「住宅取得関連税制」、相続科目は「一人暮らしの被相続人の居住用宅地」だ。
この解説を読んだ後。20問の問題を解いて、はがきで答案を提出する。採点結果が合格で、これを5回続けると更新ができる、というしくみだ。手軽な費用で、継続学習できる、問題は希望するCFPの人達が作る。なかなかよくできたしくみだ。
そして本題、相続科目の「一人暮らしの被相続人の居住宅地」の問題。一人暮らしの人が亡くなり空家になる。最近問題となっている空家だ。このような家を相続や売却する場合に、小規模宅地の特例の適用が受けられ、税金が安くなる制度だ。この制度の学習をするんだが、この一定の要件に該当する場合、その人を「家なき子」と呼ぶそうだ。堅い科目の中に突然出てくるのでびっくり。なかなか洒落たネーミングをするもんだ。