資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格は2年前倒しで達成、今年は百名山完登が目標、徒然なるままに書いていきます。

知識検定合格者のインタビューを受ける

2019年09月15日 | おもしろ資格とその活用

 2月に合格した知識検定1級の合格者向けのインタビューを受けた。60歳以上が4名集まり、知識検定の試験のこと、試験当日のこと、これからどうするかなど1時間ほど4名+司会者で語り合った。

 このメンバーは、60歳以上が集められたらしい。下北沢の本が壁いっぱいにおいてあるカフェだ。メンバーはお二人がサラリーマン、お一人が引退、私は自由業だ。試験の成績は皆700点台。

 私は毎月のように試験を受けているから、その時のことはだいぶ忘れたが、3名の方はよく覚えている。2時間半ほどで答案を書き終えて、寝ていた人がいたとか。時間がなくて最後まで問題を解けなかったとか・・

 もう一回受けるかという司会者の質問、私は今日の話で受けてみるかと話したが、残りの方は考えてみよう、止まりだった。

 最後に、打ち合わせしたこのカフェ、私の監修した資格総ガイドも置いてあった。ここにきて学習すれば、合格点に近くなるかも。この結果は、知識検定のPRで使うそうだ。載ったら、また報告しますね。 


三千m級の仙丈ケ岳に登頂!!

2019年09月14日 | 登山&自然系資格とその活用

 台風と低気圧の間に南アルプス仙丈ケ岳に登ってきた。標高3,033mの3千m級の山だ。台風のため前日新宿のビジネスホテルに宿泊、ところが参加者が集まらず、出発したのは月曜の正午。このため、宿二泊とも、そしてバス時刻もみな変更になった。ほんとに登れるんかいな、という感じ。

 月曜日は、麓の仙流荘に宿泊、温泉付きで旅館の食事だ。豪華豪華!!  翌日に北沢峠(標高2,000m)へ市営バスで登る。この林道は、開通時に反対運動があって、結局一般車は入れないようになったそうだ。そう言えば昔そんな話聞いたことあるな。(写真は、仙流荘から見上げる南アルプス、鋸岳が見える)

 朝9時に北沢峠を出発、山で9時出発なんて考えられないほど遅いが、バス便がないため、しょうがない。11時過ぎに五合目に到着。(写真は北沢峠と五合目)

 そして、藪沢へトラバース。藪沢を渡渉し、馬の背ヒュッテから、馬の背へ。ここで、今日の山小屋、仙丈小屋が遠くに見える。ここからが長い。(遠くに見えるのが仙丈小屋)

 何人か遅れ始めている。私は大丈夫だ。そして、14時過ぎに、仙丈小屋に到着。(写真は仙丈小屋と、小屋から甲斐駒を望む、甲斐駒は残念ながら頭は雲の中だ)

 ザックをデポして、山頂アタック!! 幸い無風だ。30分ちょっとで山頂に到着。遅れた方も山頂に到着し、全員登頂できた。(写真は、藪沢カールと感激の山頂登頂)

 前日から台風でどうなるかわからなかったこと、そして足を引きずりながら登った方も全員登頂。皆感激した!! この日は仙丈小屋に泊まり。翌朝は雨。前日登っておいてよかった。(写真は、トリカブト)

 下山中に、栗沢山(標高2,714m)を見た。(写真の林の向こうに見える山)この山は、数年前に、歌手の宇多田ヒカルさんが登って、天然水のCMを撮った場所、甲斐駒の展望台だ。CMはこちら

 帰りのバスも夕立に合い、渋滞に巻き込まれ、関東地方の電車も遅れが出ていたが、私は自宅に無事に到着。いろいろあった登山だったが、山頂に登れて、満足!! 先月の槍のリベンジになった登山であった。


ガス主任技術者試験直前対策シリーズ2~解釈例

2019年09月13日 | ガス主任技術者資格とその活用

 9月29日に開催される、ガス主任技術者試験の受験者のための学習の情報です。興味のない方は読み飛ばしてください。

 〇〇ガス工作物の技術基準と解釈例〇〇

👉 前年 甲種法令問5ロ に次のような出題があった。

 導管を管理する事業場において、緊急時に迅速な通信を確保するため、加入電話設備を設置したが、衛星電話設備は設置しなかった。

👉 下記の技省令(青字)と解釈例(赤字を組合わせた出題で、内容は正しい。

・技省令5条 導管を管理する事業場において、緊急時に迅速な通信を確保するため、適切な通信設備を設けなければならない。
・法令テキスト(P63) 同条 解釈例の記述  適切な通信設備として加入電話設備等を例示。


 〇〇解釈例、初めての出題〇〇

 私の知っている限り、解釈例が法令問題として出題されるのは初めて。今後の出題範囲が拡大するため、注目される。そこで、技術基準と解釈例を組み合わせた予想問題を下記に作成した。

 ガス工作物の技術上の基準(技省令)と解釈例の出題予想 (下線部が解釈例)

👉 技省令21条
 製造設備を安全に停止させるのに必要な装置には、停電等により当該設備の機能が失われることのないよう非常用照明設備を設けた。

👉 技省令25条
 最高使用圧力が低圧のガス発生設備にあって過圧の生ずるおそれのあるものには、その圧力を逃がすため、爆発戸を設けた。

👉 技省令33条
 ガスホルダーのガスを送り出し、又は受け入れるために用いられる配管には、ガスが漏えいした場合の災害の発生を防止するため、ガスの流出及び流入を遮断する緊急遮断装置を設けた。

👉 技省令49条
 最高使用圧力が高圧又は中圧の本支管には、危急の場合にガスを速やかに遮断できる適切な装置を本支管の分岐付近に設けた。

 


岡山シリーズその3大原美術館

2019年09月12日 | 地理・歴史系資格とその活用

 岡山シリーズその3は、岡山から倉敷に移動して、大原美術館。風致地区の入り口にある。学割で入場し(へへ)、本館へ。音声ガイドを聴きながら美術館を回る。

 本館は、印象派が大半だ。セザンヌ、モネ、ルノワール、モジリアーニなど、おなじみの展示がある。この大原美術館の大原さんという名前は、クラレの創立者だそうだ。

 喫茶店、エルグレコ。画家の名前だ。この喫茶店、四十数年前、学生時代に入ったことがある。いまだに健在だ。嬉しいね。

 そんなこともあって、デニムは今も倉敷の生産が日本で一番多いそうだ。

 さて、美術検定、私は3級だ、もう1ランク上げて見ようかな。と思い、美術館のショップで、下記の書籍を購入。さてどうしようかな。 

カラー版 - 近代絵画史(上) 増補版 - ロマン主義、印象派、ゴッホ (中公新書)
高階 秀爾
中央公論新社

岡山シリーズその2岡山城

2019年09月11日 | 地理・歴史系資格とその活用

 後楽園に続いては、岡山城。後楽園から橋を渡るとお城だ。このお城、黒いので烏城ともいう。実に美しい。惚れ惚れする。

 戦争で焼かれて復元したものだそうだ。城主は、あの宇喜多秀家→小早川→池田と変わっている。一番人気は秀吉に気に入られた宇喜多秀家だろう。城内のVTRでも歴史家でお馴染みの磯田さんが語っている。黒い城は、安土桃山時代のもの。この時代は、松本城や広島城など、黒いものがある。もう少し時代を下ると、姫路城のような白い城になるそうだ。秀吉肝いりのお城だけあって、金ピカだ。

 天守に登るにはエレべ―ターが付いている、助かったな。天守から順次降りて行って展示物を見学する。

 さて、お城、先日訪れた備中松山城など、また学習してみたいな。私、城郭検定は、確か3級で止まっていたと思うが。↓の書籍、売店で買いました。 

日本100名城に行こう 公式スタンプ帳つき
日本城郭協会
学研プラス

岡山シリーズその1後楽園

2019年09月10日 | 旅行系資格&世界遺産検定資格とその活用

 

日本切手 名園シリーズ 偕楽園・後楽園・兼六園 3種未使用
日本郵便
日本郵便

 先日出張で岡山に行って参りました。早めに自宅を出て、岡山は後楽園、岡山城、大原美術館を見学しましたので、報告です。第1回は後楽園。

 入り口で入場券を購入。私、年寄りだが、産能大のれっきとした学生だ。だから学割が効く。こういう時はトクする。

 後楽園は日本三名園である。しかし私は、どうしても田舎にある兼六園と比較してしまう。兼六園に比べて、後楽園は明るく開放的だ。

 芝生が敷いてあるからなんだろうか。この芝生は明治時代になってから敷いたそうだ。その前は田んぼに畑だった。池がと小島が配置されていて、なかなかだ。築山の上から見ると全体がよく見渡せる。

 そして、後楽園の出口では、岡山城が奇麗に見える。この風景、いいねえ。


ガス主任技術者試験直前対策シリーズ1~準用事業者

2019年09月09日 | ガス主任技術者資格とその活用

 このシリーズは、9月29日に実施されるガス主任技術者試験の重要事項を解説するものです。試験に関係ない方は読み飛ばしてください。

 〇〇準用事業者の知識〇〇

① 準用事業者とは(ガス事業法105条)

 21条工作物の維持、25条ガス主任技術者、32条工事計画などは、ガス事業以外のガスを供給する事業又は自ら製造したガスを使用する事業(電気事業法などの適用の場合は除き、準用事業者という)に関し準用する。

 ② 準用事業者の適用法令 21条工作物の維持、25条ガス主任技術者、32条工事計画

 ③ 準用事業者の適用除外

 1) 製造能力300m3/日未満は、21条、25条、32条とも適用外

 2) 連続して延長500mを超える導管を構外に有する場合 は、ガス主任技術者の選任が必要

 

  

 

 


ホテルライフを愉しむ

2019年09月08日 | 執筆・講演・診断

 今年もガス主任技術者試験の模擬試験&直前対策が終わった。今年の特徴は、地方のホテルに3泊したこと。連続して講座を実施する関係で、いったん自宅に戻るより、泊った方が楽、ということで地方に3泊となった。費用は新幹線の往復を請求するが、宿泊費とそれほど変わらないから、泊りを選ぶ。

 このホテルライフ、たまにはいい。私は、自宅と温泉旅館、そして山小屋に泊まることがあるが、大阪以外は、シティホテルにはあんまり縁がなかった。そういう意味で新鮮だった。

 今はどのホテルでもWi-Fiが使えるから、仕事ができる。そして、大浴場のあるホテルを選ぶ、朝食は自宅と同じパン食だ。夕食は、その土地の名物。宇都宮では、佐野ラーメンと宇都宮ギョウザ。

 ホテルライフすると、時間がたっぷりある。そこで資格試験(ガス主任ではない、計画的に自己啓発で学習している奴だ)の学習がはかどる。夜食は、近くのコンビニで軽食とコーヒーを買っておく。朝は早くないから、たっぷり睡眠を取れる。また、来年もホテルライフを楽しみたいものだ。

 


ガス主任模擬試験&直前対策を終える

2019年09月07日 | ガス主任技術者資格とその活用

 今年もガス主任模擬試験&直前対策を終了した。出張講座は、甲種5回、乙種4回、通信を入れると合計11回になる。毎日にように新幹線に乗った。受講生は合計で約100名だった。

 模擬試験の結果は、平均点は50%弱、今年は比較的点数が高かった。合格ラインは60%だから、上位2割程度の受験生が合格圏だ。

 受験学習をしているかそうでないかは、すぐにわかる。論述試験で、法令がほぼ白紙になるからだ。ガス技術科目は経験である程度書けるため、そこそこの得点になるが、法令はだめだ。学科、論述とも合格のカギは法令ですよ。

 試験1か月前の学習は、私の先週のガスエネルギー新聞の掲載記事を使う。受験生の関心は、今年の論述試験の出題予想。予想はナイショだが、私の予想は結構当たるんだよ。

 


槍ヶ岳大縦走~第5日目

2019年09月06日 | 登山&自然系資格とその活用

 槍ヶ岳大縦走の最終日、この日も出発時は雨だ。最終日くらい晴れても、と思うが、ついてない。徳澤園から、明神池、上高地へと、ゆっくり2時間半ほどかけて歩く。

 穂高神社に寄る。明神池からは、明神岳が遥拝できる。神社の御朱印を頂く。そして、池にはライチョウが、じゃなかった鴨だな。今回の山旅では2度ほどライチョウを発見した。ライチョウは天候が悪いと出てくる不思議な鳥だ。

 上高地に着いて、時間があるため、五千尺ホテルでお茶。今夏の山旅では、ケーキの有名な山小屋もあったが、ヘリの荷揚げが滞っていて、どこも販売していなかった。その分、ここで充足する。

 女性陣と一緒のため、ケーキをいくつも注文する。私は、コーヒーとともに、コーヒーのかき氷のような食べ物、グラニテという不思議なものを食する。そこそこおいしい。(写真のチキンライスのようなもの) この後ジャンボタクシーで松本に降り、入浴後、帰宅。

 今回の3千m級の山旅、荒天で山の恐ろしさを経験した。そして山頂は断念! 来年に向けて、岩稜帯での脚力を強化して、再挑戦したいな。


槍ヶ岳大縦走~第4日目

2019年09月05日 | 登山&自然系資格とその活用

 槍の肩小屋、朝起きると、あいかわらずものすごい風。5時には山頂アタックの可能性があったが、しばらく様子見。6時でも判断待ち、7時でも判断待ち、風は相変わらず、7時半にはとうとう中止となった。残念だ。(写真は昨日の山頂付近、当日は風雨で全く見えず) 

 

(写真は、判断待ちの間に買って食べたパン)

 突風の中、槍沢を下山開始。徐々に風は弱くなる。下山はあんまり力は使わない。しばらく降りて上を見ると雪渓がぼんやりと見える。また、猿も顔を出す。

(振り返ると、雪渓がぼんやり)

(猿がいる)

(槍沢ロッジから、振り返る)

 7時半に小屋を出て、今日の宿、徳澤園についてのは14時半、7時間の長丁場だった。この宿は風呂があり、個室になってる。さっぱりして、ビールで残念会。夕食まで続けて、夕食はステーキが出た。この日はゆっくりと寝る。明日は最終日だ。


槍ヶ岳大縦走~第3日目

2019年09月04日 | 登山&自然系資格とその活用

 この記事は、8月下旬に登った槍ヶ岳大縦走の記録です。第3日目。

 第3日目は、いよいよ西鎌尾根を経由して、槍ヶ岳山頂を目指す。天候は、雨。風が強い。朝6時出発。双六小屋から、樅沢岳(もみさわだけ)、この辺まではふつうの登山道だ。ただし晴れてると見える槍ヶ岳は全く顔を出さない。(写真は添乗員さんが撮ったもの、最後が私)

 そして西鎌尾根の核心部へ。ストックをしまい登る。鎖場やはしごなど。高度感はあるようだが、ガスっていて、下がよく見えない。風もだんだん強くなってきた。くさりを登ると、おや、ライチョウが。

 千丈乗越、ここは西鎌尾根と槍本体との合流点だ。ここから槍本体の急登が始まる。風がまずまず強くなる。とても立っては登れない。風が強いと、岩陰に伏せる。弱まると再び登り始める。

 強い風のため、岩陰で腰を下ろすと、ガイドさんが寄っていて、それは危険と、私を引っ張っていく。しばらく引っ張られて、登り、途中から体力が回復して自力で登り始める。そして急登を約1時間半、休憩なしで登り、肩の小屋に到着。

 あとでわかったことがだが、風は風速1m/sで体感温度は1℃下がるという。風速20mならマイナス20℃だ。あのあたりの気温は10℃ほどだから、とんでもない数字になる。

 そこで座っていると、低体温症になってしまうそうだ。それがガイドさんはわかっていて、休憩は取らない。ずっと登りっぱなしだ。それが証拠に、肩の小屋に入っていると、毛布にくるまって誰か運ばれてきた。低体温症だろう。

 夕食前にちょっとだけ雲が途切れる。槍の穂先と、登ってきた西鎌尾根。槍沢がきれいに見える。ずいぶん高ところに来たなあ、という感想。この日は山頂登頂のチャンスはなかった。明日に期待。

 それにしてもものすごい天候だった。例えると、台風の中、東京タワーを登る感じだ。槍も東京タワーも尖ってるし。それに低体温症、真夏でも天候次第で危険な状態になる。西鎌尾根も、練習時の八ヶ岳などに比べると大人と子供の差だ。3千m級って、大変なとこなんだな。


槍ヶ岳大縦走~第2日目

2019年09月03日 | 登山&自然系資格とその活用

 この記事は、8月下旬に登った槍ヶ岳大縦走の記録です。第2日目。

 第2日目は、わさび平から鏡平を経由して、双六小屋までの登り。標高差にして約1千m。トレーニングしていた標高差とあんまり変わらない。今までで一番重い荷物だが、自己暗示して、行動開始。

(徐々に高度を上げる、まだまだ平気) 

(私のガイドさん、加藤さん、年は私と一つ違いかな、信頼できる方)

 (添乗員さんに撮ってもらった写真を撮ったもの、秩父沢にて、後ろ姿はまだ太目だなあ)

 そして、ようやく鏡平に到着。ここは鏡池という池があって、槍穂高を一望できる場所だ。

(槍の穂先だけがちょっと雲に隠れている)

 鏡平小屋で休憩。私は暑いので、登って来る途中、かき氷、かき氷と言って自分を励ましたが、ここでブルーハワイを頂く。他の皆さんもかき氷を食べる。この辺りまでは、暑くてもいい天候だった。

 さて、ここから急登が始まった。するとどうだろう、急激に天候が変わり、雨が降ってきた。雨具に着替え、何とか双六小屋へ。

(写真、遠くが双六小屋) 

 双六小屋への途中は、ケーキ、ケーキと叫んでいたが、小屋に着いてみると、ケーキはヘリの荷揚げが追い付かず、売り切れ。しょうがない、行動食を出して懇親会。

 晴れていると、双六からの槍の景色は有名だが、小屋の外の風雨はだんだん強くなる。ただこのような天候のせいか、部屋は空いていて、一人布団1枚は確保できた。明日の天候回復を願って、19時に布団に入る。


槍ヶ岳大縦走~第1日目

2019年09月02日 | 登山&自然系資格とその活用

 これから5日間は、8月下旬に登った槍ヶ岳大縦走の記録です。まずは第1日目。

 いよいやってきた槍ヶ岳大縦走。昨年の10月らトレーニングしてきた集大成の登山だ。初日は、新穂高温泉から、徒歩1時間ちょっとのわさび平小屋へ。写真の赤丸の現在地から双六岳方面に登り、右の槍ヶ岳へ縦走する。双六から西鎌尾根経由の槍ヶ岳コースだ。

 正面には双六方面の山が壁のように見える。あそこまで登るのか、ちょっと不安になる。

 初日は、槍ヶ岳への足慣らしという感じだ。一行は6名、男女半々、そしてガイドさんと添乗員の合計8名、3,000m級を登るにはちょうどいいメンバー構成だ。メンバーは先月の八ケ岳で皆、知り合いだ。初日の小屋はわさび平小屋と言って、新穂高から鏡平・双六方面への登山口に当たる。

 小屋について、まだ明るいため、そうめんやビールなどで懇親する。果物や野菜などが冷やしてある。小屋の前には小川が流れていて、水は冷たい。下界の暑さと比べると、天国のように涼しい。

 山小屋にしては珍しく、風呂もついてる。明日の朝は早いため19時に寝床に入る。


年金財政検証の結果

2019年09月01日 | FP関連資格とその活用

 新聞に厚生労働省の年金財政検証の結果が載っていた。この財政検証、5年に一度公的年金の健康診断を行うものだ。ファイナンシャルプランナーとしてはこの結果、気になる。

 結果は5年前とほとんど変わらず。将来も、現役時代の所得代替率は約50%が年金として支給される。現在は約60%だが、ちょっと少なくなる。

 そして一番重要なのは、経済成長率をどう見るかだ、成長率が順調で年間0.4%という前提を置いている。まあ、最近の状況からはそんなもんだが、世界で最も低い。この0.4%という数字、低いな。日本は、政策の悪さで成長していないのに気が付かないもんかな。

(世界のGDP成長率、2018通商白書より)

 

 年金の問題は、詰まるところ、経済成長率をどう見るか、に尽きる。政府なんだから、もっとお金発行して、公共事業などをやって、景気を煽ると、民間の投資も活発になり、賃金も上がり、経済成長率もアップする。アベノミクスの3本の矢の通りあやればいいのだ。3本の矢のうち、安倍政権の初年度だけ、その後は緊縮財政で何もやっていない。逆に消費税アップなど、反対の政策をやっている。

 最近は、この積極財政は、MMT理論が理論の中心になりつつある。政府は早く積極財政に転換すれば、年金など何の問題もなくなる。偉い人、早く気が付かないかねえ。