碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

NHKへの”小さな旅”

2009年08月04日 | テレビ・ラジオ・メディア

今日はNHKで打ち合わせがあった。

久しぶりの渋谷駅下車。

センター街を抜けて神山町方面へと歩く。

それにしても、暑かったなあ。

かつてNHKの”お向かい”に住んでいたので、この渋谷駅からNHKへと向かう道は、学生時代は通学路。その後、何年かは通勤路だった。

5年間、毎日、センター街を往復していたなんて、今では信じられないだろう。

当時のセンター街は、別に若者中心でも、外国人観光客中心でもなかった。もっとのんびりしていたしね。

途中、学生時代から通っていた、食堂のような料理屋さんが消えていることに気づいた。

プロデューサー時代も、近くの渋谷ビデオスタジオでの収録の後、スタッフと遅い夕飯を食べたりしたのだが。

ちょっと寂しい。

そういえば、寺山修司さんを、しょっちゅう目撃した本屋さんも、なくなっていた。これも寂しかった。

とはいえ、すぐに気分を立て直し、充実した内容の打ち合わせ。

嬉しかったのは、その後、NHKにいる慶応SFC時代の“教え子”を呼び出し、局内でお茶を飲めたこと。

もう中堅として立派に仕事をしているゼミメンバーを見るのは、実に誇らしいことだ。

ということで、有意義な「渋谷 小さな旅」(笑)でありました。

学生たちは夏休みへ

2009年08月04日 | 大学

昨夕は、「デジタルシネマ演習」の打ち上げ。

最寄駅である八王子みなみ野駅近くの居酒屋さんに集合した。

この演習は3年生対象だから、法的にもOKなのだ(笑)。

驚いたのは、ほとんどの受講生が参加していたこと。

この演習では、グループワークでの映像制作ということで、シナリオ作成から撮影、編集までを行った。

映画もドラマも、見るだけなら寝転がっていても可能だが、作るのはそう簡単なことではない、と実感したはず。

その上で、仲間たちと一つのものを作り上げるのは、やはり面白かったようだ。

まずは、よかった。

打ち上げでは、ずっと3年生たちのサポートをしてくれた、私のゼミ(卒研プロジェクト)の4年生女子が、「秋学期から、みんなと会えないなんて、寂しいよお~」と言って泣きじゃくっていた(笑)。


学生たちは、昨日で期末試験も終わったので、これで夏休みに入る。

大学3年の夏休み。

自分は何をしていたのか。思い出そうとするが、思い出せない。

アパートの4畳半があまりに暑いので、“窓にはめ込むタイプ”のクーラーを購入しようと、バイトをしていたような気がする。

でも、買えるようになった頃には、夏は終わっていたのだった。