碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

ラストナイト

2009年08月19日 | 遥か南の島 2009~2012

夕暮れ時、部屋にいると、外から賑やかな音楽が聞こえてきた。

ベランダに出てみたら、ホテルの中庭で、いわゆるフラのショーをやっている。

26年前、初めてオアフに来た際に、一度だけ見たことがある。

古(いにしえ)において、フラは地元の人たちが神と“交信”するためのものだったと思う。

その辺りのことは、荒俣宏さんのハワイを舞台とした小説『地球暗黒記』(角川文庫)にも出てきたはずだ。

そうそう、この『地球暗黒記』には、私も登場している(笑)。

巻頭の「登場人物紹介」に、「碓井広義 34歳の高校教師」と書かれていて、物語の中で“生きて”いるのだ。

今、眼下で行われている観光用のショーの中にも、何かしらフラ本来が持つ“奥深さ”を感じることはできる。

遥かなる南の島々に潜むチカラは、まだまだ計り知れない。


<エネルギー・チャージの旅>も、今夜がラストナイトとなる。

いろんなものに感謝しつつ、明日は帰国だ。

本日の“お宝”

2009年08月19日 | 遥か南の島 2009~2012

本日、街で見つけた“お宝”は、レゴの「スター・ウオーズ」ボールペン。

愛すべきR2-D2と、ダース・ベーダーの2本だ。

いや、もしかしたら、日本のレゴショップでも入手可能かもしれない。

しかし、発見したら嬉しくなって、即ゲット。

1本6$99のゼイタクである。

“捕り物”にも遭遇

2009年08月19日 | 遥か南の島 2009~2012

街歩きをしていれば、遭遇するのは古いクルマだけじゃない。

“捕り物”の現場にも出会ったりする。
 
パトカーが何台もサイレンを鳴らして集まってきたかと思ったら、ファストフードの店先が騒然となり、ふと見ると、大声でわめく男が取り押さえられていた。

警官は皆大きくて、迫力がある。それに武器も持っている。とても抵抗する気にはならないが、そう思わない者もいるのだ。

まあ、半分日本みたいなこの地も、確かにアメリカなんだなあと、あらためて思った。

メルセデス280SEコンバーチブル

2009年08月19日 | 遥か南の島 2009~2012

街を歩いていると、ときどき古いクルマを見かける。

今日、遭遇したのはメルセデス280SEコンバーチブル。立派なビンテージ物だ。

ボディは美しくキープされていたし、エンジン音も良かった。

日本で買おうとすれば、結構します(笑)。

クルマだって、こうやって走れる限りは走りたいだろうし、きっと喜んでいるはず。

ケータイとネット

2009年08月19日 | 遥か南の島 2009~2012

ずっと旅をしていて安心なことの一つは、どこに行ってもケータイとネットがつながっていることだ。

メールも普段通りにやりとりできるし、ケータイで話もできる。

何しろ、日本にいる時と全く同じ状態で、つまり090から始まる番号を普通に入力してもらえば、こちらで受けることができる。

かけてきた相手は、こちらが海外にいることさえ知らないまま、仕事の話をしているのだ。

もちろん、こちらから掛ける場合も、アタマに011と81をつければOK。仕事上、何の支障もない。

かつて、ヨーロッパ・ロケの際、レンタルの国際ケータイを持って行き、帰国後、2台分で40万円ほど支払った。

しかも、繋がりずらい地域もあり、ルーマニアの山岳地方では、丘の上に登り、方角をあれこれ調整しながら、日本と連絡をとったものだ。

そんなことを思うと、まさに隔世の感がある。

通信技術の進歩に感謝です。