碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
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“戦うオトーサン”の映画『96時間』

2009年08月22日 | 映画・ビデオ・映像

映画『96時間』を観てきた。

かなり楽しめた。

主人公は、17歳の娘を持つオトーサンである。

愛娘がパリ旅行に行き、彼の地の人身売買組織に誘拐されてしまう。

さあ、どーする? 

とはいえ、リーアム・ニーソン(『スター・ウオーズ エピソードⅠ』のクワイ=ガン・ジン)は、ただのオトーサンではない。かつては敏腕工作員だった男だ。

たった一人でパリに乗り込み、娘を救い出すため、それこそ獅子奮迅の働きをする。

シンプルといば、ほんとシンプルなストーリーだが、“戦うオトーサン” ニーソンが、とにかく凄い。

上映時間も93分という“短期決戦”だから、無駄なシーンもあらばこそ、押せ押せの展開で目が離せないのだ。

いやあ、はっきり言って、おススメであります。