先日、『ヒロシマ・ナガサキ 二重被爆』(朝日文庫)を送って下さったのは、テレビマンユニオンでの先輩である稲塚秀孝さん(現在、制作会社タキシーズ代表)だ。
数年前、稲塚さんは「広島と長崎で2度被爆した」という稀有な体験をもつ山口彊さんのドキュメンタリー映画を独力で製作した。
当時の私は千歳の大学にいたが、この作品を学生や市民に見て欲しいと思い、学園祭で上映会を開いた。
当日は、稲塚さんも会場に来て下さり、上映後に短いトークショーを行うことができた。
この本は、山口さんが、数奇なその半生を綴ったものだ。
造船技師として派遣された広島で被爆し、命からがら逃げ帰った故郷長崎で二度目の被爆。
戦後は米軍の通訳や英語教師として、原爆症と闘いながら必死で家族を守り続けた山口さん。最愛の息子さんも原爆症で失っている。
実際に体験した者でなければ語れない、貴重な証言である。
山口さんは、これを伝え続けることを使命としてきた。
帰りの車内・機内で読むために、この文庫本を鞄に入れてきた。
8月9日。
さあ、山口さんのお話をうかがう時間だ。
数年前、稲塚さんは「広島と長崎で2度被爆した」という稀有な体験をもつ山口彊さんのドキュメンタリー映画を独力で製作した。
当時の私は千歳の大学にいたが、この作品を学生や市民に見て欲しいと思い、学園祭で上映会を開いた。
当日は、稲塚さんも会場に来て下さり、上映後に短いトークショーを行うことができた。
この本は、山口さんが、数奇なその半生を綴ったものだ。
造船技師として派遣された広島で被爆し、命からがら逃げ帰った故郷長崎で二度目の被爆。
戦後は米軍の通訳や英語教師として、原爆症と闘いながら必死で家族を守り続けた山口さん。最愛の息子さんも原爆症で失っている。
実際に体験した者でなければ語れない、貴重な証言である。
山口さんは、これを伝え続けることを使命としてきた。
帰りの車内・機内で読むために、この文庫本を鞄に入れてきた。
8月9日。
さあ、山口さんのお話をうかがう時間だ。
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