池袋から千駄木へと移動。
団子坂を歩く。
『D坂の殺人事件』は、明智小五郎が初めて登場する作品である。
その「D坂」とは、団子坂のことだ。
退屈を持て余す「私」は、明智小五郎と一緒に喫茶店にいて、アイスコーヒーなんか飲んでいる。
そして、道の向かいにある“古本屋”で起きた殺人事件に関わることになる。
当然のことながら、今の団子坂で、乱歩とその世界を探すことは困難だ。
「団子坂下」と「団子坂上」を何度か往復しながら、想像上で、明智たちの“冒険”を再現してみる。
古本屋の、ちょっと色っぽい女将さんの姿も、見えるといいのだが・・・。
D坂の殺人事件 (創元推理文庫)江戸川 乱歩東京創元社このアイテムの詳細を見る |