映画『アバター』を観てきた。
3D字幕版。
いやあ、キャメロン監督、エライもんを作ったなあ、というのが第一印象だ。
実写とCGのマッチングが見事とか、3Dが美しいとか、技術的なこと以前に、物語として、ドラマとして、ずしんとくるものがあった。
途中からは、CGの登場人物もCGであることなど気にならなくなっていた。
この物語の中で、こういう人たち(というか彼ら)が生きていること、を素直に納得できたのだ。
宮崎駿監督作品とのリンク、共感、オマージュは強く感じた。
本物の才能が、とことん考え抜いたところから生まれたテーマやイメージが、ある重なりを見せたわけで、それもまた心地いいものだった。
たぶん、いや、きっと、もう一度観るはず。
あの怒涛のようなビジュアル。描かれていたものを全部は視認できていなかったはずだから(笑)、もっとちゃんと隅々まで見てみたいのだ。
オーバーな言い方ではなく、確かにこれは、今までにない“新たな映像体験”だと思う。
うーん、ほんと、エライもんが出てきたなあ・・・