日本テレビ「芸能★BANG ザ・ゴールデン!」に関して、放送倫理・番組向上機構(BPO)が意見書を出しました。
日テレにBPO意見書
「芸能★BANG」は視聴者裏切り
「芸能★BANG」は視聴者裏切り
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は4日、日本テレビのバラエティー番組「芸能★BANG ザ・ゴールデン!」が「過剰な演出で視聴者をあざむくなど、放送倫理に反した」とする意見書を公表した。
番組は5月4日に放送され、「オセロ」中島知子(41)と占い師の騒動を特集。新聞のテレビ欄や番組内で占い師本人が登場するかのように告知したが、実際に登場したのは別の占い師だった。
意見書は、この演出が視聴者への「裏切り」だったと指摘。川端和治委員長は記者会見で「視聴者をダシに使い視聴率を稼ごうとした。視聴者に対する愛が根本的に欠けていた」と述べた。
(スポニチ 2012.10.05)
意見書を読んでみると、視聴者に対する「裏切り」「時間泥棒」という表現がある。
また、「視聴者を騙そうとした、そして、そのためにさまざまな演出手法を駆使したのだろう」としている。
日テレ側の説明にある「誤解」や「行き過ぎ」というレベルのものではないのだ。
さらに意見書は、同じ日テレの「news every.」による2件の不祥事にも触れ、「1年余りのあいだに3件の不祥事というのは過去に例がなく」と書いている。
確かに、ちょっと異常だ。
私もこの問題の番組を見ているので、BPOの検証委員の方々の
“呆れた感”、“うんざり感”が、行間に漂っているのがわかります(笑)。
さあ、日テレ側は、どう答えるのか。
さすがに無視はできないでしょう。