14日(土)朝、早起きして札幌の映画館に駆けつけ、『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』を見た。公開は21日からだが、14、15日は先行上映があったのだ。で、日本での上映第1回目を目指し(何でそこまでと笑われそうだが)、朝の札幌の街を映画館に向かって走った。
正直言って、約20年ぶりで、スクリーンで、映画「インディ・ジョーンズ」が見られる・・それだけで嬉しかった。そりゃ、ハリソン・フォードだって還暦を過ぎてだいぶたつんだから、普通は無理だよ。でも、設定を1957年にして、インディも57歳。「若いころみたいにはいかないけどさ」ってことは本人も分かっているし、観客も理解していて、それでもやっぱりあのテーマ曲が流れるとわくわくする。
以前の3部作では、ナチスが好敵手みたいだったが、「もはや戦後ではない」って時代の話でもあり、今回はソ連のKGBだ。かつての「007」みたい。でも、申し訳ないけど、「敵として、ちょっと小振りじゃないの?」って気がした。
例によって世界各地を”転戦”して歩く。アクションの見せ場もある。ハリソン・フォードもよくやっている。とはいえ、1本目の「失われたアーク」が81年で、実に27年前だ。当時の元気いっぱいのインディを求めるのはきつい。もちろん、求めないけど。
そうそう、1本目のヒロイン、マリオンを演じたカレン・アレンが、そのままの役で再登場。こういうのも、「わけあり」のストーリーも含め、懐かしく、楽しい。
まあ、それよりも、今回びっくりしたのは、肝心のクリスタル・スカルの謎、もしくは正体についてだ。「おお、ついに、そうきたか」という感慨(?)もあり、映画館の暗闇の中で、「うーん」と唸ったね。
『寅さん』『ロッキー』『ランボー』、そして『インディ・ジョーンズ』。『007』シリーズみたいに主人公を演じる役者そのものを代えながら続けるならともかく、一人の俳優が何十年にもわたって同じ人物を演じていくのは大変なことだし、幕引きだってすごく難しい。
「インディ」も、これでひとまず、おつかれさんってことだろう。そう思いながら見ていたので、上映終了時は、こころの中で「ジョーンズ博士、おつかれさま」の拍手。
帰りがけ、売店でパンフレットを購入。ふと見ると、ガラスケースの中に、大判の『メイキング・オブ・インディ・ジョーンズ ~全映画の知られざる舞台裏』を発見。結構いいお値段だったが、ついつい・・・
大学のある町には、必ずいい古本屋さんがある。北海道大学のある札幌もまた然りだ。久しぶりで何軒かを回る。中でも、いきつけにしてお気に入りは、ススキノの石川書店だ。本日の大収穫は、小樽出身の伊藤整『変容』(新潮社)。昭和45年の初版が、何と「100円均一」のワゴンの中にあった。嬉しいねえ。この100円ワゴンでは、他に武田徹さんの『若者はなぜ「繋がり」たがるのか』(PHP研究所)、チャールズ・ヤン『広告の科学~その知識と戦略』(中公新書)などを発見。そして野島千恵子さんの『駒田信二の小説教室』を600円で入手した。満足、満足。
その後、FMノースウエーブの「ステーション・ドライブ・サタデー」で、ヒロ福地さん、ケイコさんと共に、「なんてったって大人塾」特別編を生放送。話題は近況から、見てきたばかりの映画のこと、本の紹介などなどで、あっという間だった。終了後は、プロデューサー氏の愛車シトロエンC5(マイルドな乗り心地が気持ちいい)で、札幌から新千歳空港まで送ってくださった。夜の便の機内ではぐっすり。
正直言って、約20年ぶりで、スクリーンで、映画「インディ・ジョーンズ」が見られる・・それだけで嬉しかった。そりゃ、ハリソン・フォードだって還暦を過ぎてだいぶたつんだから、普通は無理だよ。でも、設定を1957年にして、インディも57歳。「若いころみたいにはいかないけどさ」ってことは本人も分かっているし、観客も理解していて、それでもやっぱりあのテーマ曲が流れるとわくわくする。
以前の3部作では、ナチスが好敵手みたいだったが、「もはや戦後ではない」って時代の話でもあり、今回はソ連のKGBだ。かつての「007」みたい。でも、申し訳ないけど、「敵として、ちょっと小振りじゃないの?」って気がした。
例によって世界各地を”転戦”して歩く。アクションの見せ場もある。ハリソン・フォードもよくやっている。とはいえ、1本目の「失われたアーク」が81年で、実に27年前だ。当時の元気いっぱいのインディを求めるのはきつい。もちろん、求めないけど。
そうそう、1本目のヒロイン、マリオンを演じたカレン・アレンが、そのままの役で再登場。こういうのも、「わけあり」のストーリーも含め、懐かしく、楽しい。
まあ、それよりも、今回びっくりしたのは、肝心のクリスタル・スカルの謎、もしくは正体についてだ。「おお、ついに、そうきたか」という感慨(?)もあり、映画館の暗闇の中で、「うーん」と唸ったね。
『寅さん』『ロッキー』『ランボー』、そして『インディ・ジョーンズ』。『007』シリーズみたいに主人公を演じる役者そのものを代えながら続けるならともかく、一人の俳優が何十年にもわたって同じ人物を演じていくのは大変なことだし、幕引きだってすごく難しい。
「インディ」も、これでひとまず、おつかれさんってことだろう。そう思いながら見ていたので、上映終了時は、こころの中で「ジョーンズ博士、おつかれさま」の拍手。
帰りがけ、売店でパンフレットを購入。ふと見ると、ガラスケースの中に、大判の『メイキング・オブ・インディ・ジョーンズ ~全映画の知られざる舞台裏』を発見。結構いいお値段だったが、ついつい・・・
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インディ・ジョーンズクリスタル・スカルの王国 (ハヤカワ文庫 NV イ 4-4) (ハヤカワ文庫 NV イ 4-4)ジェイムズ・ローリンズ早川書房このアイテムの詳細を見る |
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その後、FMノースウエーブの「ステーション・ドライブ・サタデー」で、ヒロ福地さん、ケイコさんと共に、「なんてったって大人塾」特別編を生放送。話題は近況から、見てきたばかりの映画のこと、本の紹介などなどで、あっという間だった。終了後は、プロデューサー氏の愛車シトロエンC5(マイルドな乗り心地が気持ちいい)で、札幌から新千歳空港まで送ってくださった。夜の便の機内ではぐっすり。