碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

名物は「たまねぎ」

2009年08月14日 | 遥か南の島 2009~2012

町のスーパーで、名物の「たまねぎ」を発見。

これで作られたオニオンリングは絶品だ。

ポテトチップ、じゃなくてオニオンチップもいける。

スライスしてサラダに入れても美味。

散歩の途中

2009年08月14日 | 遥か南の島 2009~2012

どこに行っても、映画館と本屋さんに立ち寄る。

国内も海外も同じだ。

今回、この町の映画館では、「観たい」と思わせる作品を上映していなかった。

残念。

でも、予告のポスターは、昔も今も、どんな作品でも、必ず少しだけ、どきどきさせてくれる。


散歩に出る

2009年08月14日 | 遥か南の島 2009~2012

町を散歩する時は、裏道に入る。

ただのんびりと歩くだけだ。

いつもの店でコーヒーを飲んだり、「こんなの、あったっけ」と思うような店を発見して、嬉しくなったり。

グリーンを眺めながら

2009年08月14日 | 遥か南の島 2009~2012

ゴルフは、これまでに3回だけ、やったことがある。

3度目にコースに出た時、「どうも向かないなあ」と思って以来、やめたままだ。

クラブのセットも、人にあげてしまった。

それでも、部屋の前のグリーンを、楽しそうに歩いて行く人たちをぼんやりと見ていると、かつて、ごく稀にボールをジャストミート(?)した瞬間の手応えを思い出す。

それに、ゴルフ愛好家には憧れのコースだとも聞く。

ちょっとやってみたくなる。

でも結局は、今回もクラブを持つことはないだろう。

海へ向かってなだらかに傾斜したグリーンと、時折通り過ぎるかわいいカートを眺めているだけで、十分ゼイタクな気分なのだ。

ラップ

2009年08月14日 | 遥か南の島 2009~2012

朝食兼昼食は、古くからあるホノルア・ストアの「ラップ」。

ターキーと大量の野菜を、えいやっと包んで渡してくれる。

特に、地元ファームの新鮮な野菜がうれしい。

完璧な形

2009年08月14日 | 遥か南の島 2009~2012

たとえば・・・

「“完璧な形”とは?」と訊かれたら、どう答えるだろう。

真っ先に「卵」が思い浮かんだりする。何となくだけど。

でも、実は自然界のものって、どれも完璧な形をしているのかもしれない。

花も鳥も、みんな。

変わらぬ風景

2009年08月13日 | 遥か南の島 2009~2012

去年と、3年前と、20年前とも同じ風景がそこにある。

なぜ26年も同じ場所を訪ねるのか。

たぶん、変わらぬ風景の中で、自分自身の変化と不変を確認するためだと思う。

旅は怖い

2009年08月13日 | 遥か南の島 2009~2012

昼間のビールはうまい。

夕暮れのビールもうまい。

夜のビールは当然うまい。

旅だと、それを“一日”で実感できたりするから、怖い。

待ちながら

2009年08月13日 | 遥か南の島 2009~2012

せっかちである。

約束の時間は守るほうだ。

人を待つことも、待たせるのも、苦手。

人以外なら?

映画が始まるのを待つのは好き。

会議の始まりを待つのは、あまり好きじゃない。

待つことの先に何があるかだ。


ローカル空港の片隅で、小さなプロペラ機が来るのを待っている。


トランク1個分の日常

2009年08月12日 | 遥か南の島 2009~2012

暮らしていくのに必要な物。

生きていくのに必要な物。

その差はどの辺りにあるのか。


乗り換えのための長い通路。

“トランク1個分の日常”を引っ張りながら、ふとそんなことを考える。


昨日と今日の境目

2009年08月12日 | 遥か南の島 2009~2012

夜から朝へ。

昨日と今日の境目。

過去と現在の隙間を、飛ぶ。

コラム「テレビとはナンだ!」で、最近の小林麻耶キャスターのことを

2009年08月11日 | 「日刊ゲンダイ」連載中の番組時評

昨日の『日刊ゲンダイ』に掲載された連載コラム「テレビとはナンだ!」は、TBS『総力報道!THE NEWS』について。

「特集」が良くなったという話と、小林麻耶さんの“露出時間”というか、“トーク時間”だ。

調べてみて、びっくりしたのは、2時間の番組の中で、小林キャスターが実際に「しゃべる」時間の合計が、わずか3分間だったこと。

まあ、相変わらず主婦層の支持は得られていないけど、これって、すごくないかい? 

制作側の「番組には出すけど、あまり露出させない」という意図を感じて、何だか可哀そうになったのでした。

テレビ朝日・早河洋社長へのインタビュー

2009年08月10日 | メディアでのコメント・論評

放送批評懇談会が発行している月刊誌『GALAC(ぎゃらく)』の最新号(9月号)が出た。

その巻頭に、先日行った早河洋・テレビ朝日社長へのインタビューが掲載されている。

限られたスペースでもあり、うかがったお話をコンパクトにまとめさせていただいた。

その中で、一番印象に残っているのは、「放送倫理」に関して質問した際の、早河さんの以下のような言葉だ。


テレビは複数の人間、しかも職種が違う人間が集団で作業をします。プロデューサーがいて、ディレクターがいて、キャスターがいて、美術がいて、といった具合に。

そういう複合体でやっていると、ひとつのメッセージを出す時には、制作過程で様々な話し合いや議論が行われる。

その中から正しいものを選択するのが“公正さ”の判断であり、それが出来るのがプロフェッショナルであると思うんです。

各自がプロフェッショナルになることで、ほとんどのトラブルは回避できると考えています


確かに、「プロ意識」の欠如や不足が、現在のテレビを危うくしている部分が多々ある。

ならば、プロとは何なのか。何をもってプロと呼ぶのか。そこから考えなくてはならない。

インタビュー全体は、ぜひ本誌で。


GALAC (ギャラク) 2009年 09月号 [雑誌]

角川グループパブリッシング

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札幌8月9日

2009年08月09日 | 本・新聞・雑誌・活字
先日、『ヒロシマ・ナガサキ 二重被爆』(朝日文庫)を送って下さったのは、テレビマンユニオンでの先輩である稲塚秀孝さん(現在、制作会社タキシーズ代表)だ。

数年前、稲塚さんは「広島と長崎で2度被爆した」という稀有な体験をもつ山口彊さんのドキュメンタリー映画を独力で製作した。

当時の私は千歳の大学にいたが、この作品を学生や市民に見て欲しいと思い、学園祭で上映会を開いた。

当日は、稲塚さんも会場に来て下さり、上映後に短いトークショーを行うことができた。

この本は、山口さんが、数奇なその半生を綴ったものだ。

造船技師として派遣された広島で被爆し、命からがら逃げ帰った故郷長崎で二度目の被爆。

戦後は米軍の通訳や英語教師として、原爆症と闘いながら必死で家族を守り続けた山口さん。最愛の息子さんも原爆症で失っている。

実際に体験した者でなければ語れない、貴重な証言である。

山口さんは、これを伝え続けることを使命としてきた。


帰りの車内・機内で読むために、この文庫本を鞄に入れてきた。

8月9日。

さあ、山口さんのお話をうかがう時間だ。


ヒロシマ・ナガサキ 二重被爆 (朝日文庫)
山口 彊
朝日新聞出版

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今日の「なんてったって大人塾リターンズ」

2009年08月08日 | テレビ・ラジオ・メディア

「スキップ」の後は、FMノースウエーブ「なんてったって大人塾リターンズ」。

いつものスタジオで、ヒロ(福地)さん、ケイコさんと。

映画と本の話をさせいただいた。

労作『剱岳 点の記』と、予想より良かった(笑)『アマルフィ 女神の報酬』。

今野敏さんの『同期』と、三浦しをんさんの『星間商事株式会社社史編纂室』。

ノースに向うタクシーで、運転手さんに「聴いてますよ」と言われて、びっくり。声でわかったそうだ。 

ラジオも5年目になる。

今は月1回の出演だが、千歳の大学にいた頃は、毎週出ていた。こうして聴いていてくださるリスナーが、実際にいるのだ。

ラジオも楽しいねえ。