廃止以外にない“原発” =証言するのは真っ白の樹皮の柿の木

2013-03-18 10:46:28 | 原発問題について
まったくのことながら! まことに! 本当に!
遅ればせながら
福島ツアーの参加報告です。

すでにアップしていたと思いきや
試験の準備に追われ、
何もしていなかったことに漸く機能気づきました。

ツアー実施は2月9、10日でした。



上の写真は何だと思いますか?
見て、説明を受けて ビックリ!!
真っ白い木肌の木が林立していましたが
その正体は 柿 の木 でした。

柿の木は木肌が黒いのが身上(?)で
その木肌の黒を生かした工芸品が数多くあります。
それなのになぜ白くしたか

放射能を除染するためです。
高圧水除染で真っ白になったそうです。

伊達市の光景です。
福島県は、日本有数の果樹の産地です。
桃も有名でした。
そして、干し柿の産地でもある伊達市

その干し柿も今は作れていないそうです。
除染された木にも、
未だ除染がなされていない黒い樹皮の木にも
たくさんの柿の実が、樹上で干からびていました。
それを毎日見ている生産農家の
苦悩と悔しさを感じ取りました。

作っても作っても
売ることができない作物を
作る以外にたつきを得ることができないのならば作るしかなく
でも収入は得られない

これが 原発事故の結果だと
白くされた柿の木の樹皮を見て実感。

なんだかんだと
原発の再稼動を目論む自民党の若手議員ともてはやされる輩が
我々の現地訪問の直後、福島入りしたようだが
なんのためにいったんだか

原発は廃炉に!
再稼動はやめようと
安部首相に進言したのならよし
そうでないならば売名行為かといわれても仕方が無い
と試験勉強をしながら
テレビが持ち上げて報道する画面を横目で見ていたのを
今思い出した。

100万人大占拠に一時参加

2012-11-12 09:39:25 | 原発問題について
昨日の国会を取り巻く大占拠
骨折した足をひどくしないために 参加するのをやめようか、どうしようか と
ちょっと逡巡しながら
でも 行こうと決心して
久米川から 仲間数人と 1時出発で出かけました。

その前に、久米川駅で 国会包囲行動に呼応して
スピーチが取組まれそれにも参加。
主催者は 原発なくす東村山の会で
全体で25人がこもごも訴えをされたそうです。


久米川駅を出発して
着いたのが 3時よりもだいぶ前で 
外務省や 財務省 経済産業省の前にはそろそろ人が集まっていました。
愛知県や 鹿児島県の地域名を記したのぼり旗などがあって
遠くからよく来てくださったと感激しました。

国会前に 移動し 始まりを待ち
時間前にも拘らず 多くの人が 次々に発言するのを聞き
時々 国会に向けて シュプレヒコールを唱和し

原発事故前の福島を返してほしい
子どもたちの未来を 守ろう
だから原発は 廃炉にしよう

と叫びながら

野田首相は、いや自民党も
原発推進派で
原発は安全管理をしっかりとすれば大丈夫というのだが
しかし、今、除染した土を仮に埋める場所さえ確保できない
その場所が 住民が住んでいる地域であれば当然のことで
現に起こった事故の後始末さえできないのに
管理さえすれば安全とはよく言ったものだと思うし
地域経済を破壊した責任も
結局 国民の税金で賄われるのだから
原発は今すぐ廃炉にするほうが経済効果は上がる

と自問自答していました。

残念ながら最後まで参加することはできませんでしたが
全国の人々と 思いを一つに行動できてよかった
心配を押して参加してよかったと思っています。

今伝えたいこと(仮)~福島の女子高校生の声~

2012-09-10 12:53:16 | 原発問題について
昨日 私も会員の一人である
原発なくそう! 東村山の会 で
福島県立相馬高校の演劇部が上演した

今伝えたいこと(仮)

のDVD上映会を開催した。

小さな会場だったので 午後1時半からと午後4時からの2回の上映会だったが
合わせて100人を越える参加者があった。

上映会のきっかけは、7月15日付東京新聞の記事だった。
この演劇のDVD上映会が世田谷で開かれるとの記事を見つけ
原発なくす会に、東村山市内での上映会開催を提案し実現した。

場面は 3人の女子高生が放課後の教室で語り合う場面から始まる。
「復興(地震、津波、原発事故)とか言うけど、何も変ってないじゃん」
「勝手に終息宣言なんかして、私たちの中では収束できない」
などの“単なる”と言うには深刻なおしゃべりから始まる。

明るい声で、時にはじゃれあいながら、でも屈託ありそうな一人の女子生徒…
下校放送が流れ、帰ろうという同級生に
まだ残って話そうよ とせがむ
が、二人は帰宅、取り残された生徒の次の場面は

3つの椅子の内1つに花束が置かれ
自殺したことを暗示する。

残された2人の生徒が その原因について話すが、
自殺した生徒は、家族を津波で失い、親戚の家に身を寄せているが
その親戚も酪農が放射能被害で打撃を受けて居づらい状態がある
等の現実が、一人の生徒から別の一人に知らされるのである。

福島の女性たちは、結婚したときそれが問題視されないか
妊娠して、子どもが生まれたとき障害があったら自分の責任にされるのではないか
などの不安を抱えさせられたことに
言葉にすることのできない怒りを心の中に抱えていることを吐露していた。

この演劇は、女子高生たちが、自らの体験と思いを出し合い作り上げたもので
その意味で、言いたいことは日々変る
だから、タイトルに(仮)とつけたのだといっている。

大人は、子どもの話にも耳を傾けてほしい
私たちの意見抜きに 原発問題など決めないでほしい
という叫びが一番心に響いた。

DVD上映をして良かったと思った。

津波で

さようなら原発10万人集会に 17万人 すごい!!

2012-07-17 13:39:02 | 原発問題について
さようなら原発17万人集会に参加
原発の再稼動を実行した 野田政権へ
それを 後ろから 押した自民党や公明党へ
怒りをこめて
大勢の参加者と共同してきました。

原宿から代々木公園までの歩道が込み合って大変
参加者の多いのに感動

黄色いゼッケンのスタッフがプログラムを配ったり、誘導したり
本当にご苦労様でした。

第一会場を埋め尽くした人、人、人
炎天下、養生のために敷いたブルーシートもとても温かく
上から下から照らされました。

再稼動された福井からの参加者
お坊さんは、再稼動されたが
みんなが原発賛成しているわけじゃない
皆さんと一緒にがんばると

フクシマからの参加者は
ふるさとを負われた苦しみを
子どもたちの未来を奪うことになった苦しみを
でも、大勢の皆さんと一緒に原発ゼロへがんばると

集会が終わって いざ パレードへ
しかし、余りにも大勢の参加者に
パレードは一向に進まず 何時間待ったことか
私は 新宿中央公園についてのが6時過ぎ?
最後のパレードが出たのが5時半だったとか
7時にはパレードは終わらなかったでしょうね!

近頃のママは準備が良いこと
カートに乗ったお子さんは コックリコックリ
これなら同行者も手を貸して上げられるわね!

なが~いパレード
宣伝カーも少なく 訴えもできにくく
でも、勇敢な面々が地声で
★再稼動 反対!
★原発要らない!
★子どもを守れ!
★大人が守れ!
★政府が守れ!
★ふるさと返せ!
★福島返せ!
★畑を守れ! 農業守れ!
★海を守れ! 漁業を守れ!
★台地を守れ!
★空を守れ!
とコール
みんな元気いっぱい叫びました。

落合さん初め多くの方々が演壇に立ち
あきらめずにがんばろうと 参加者に呼びかけましたが

子犬を散歩させていた 通りの奥さんが
ちょこっと パレードの隊列に入り
チョッと一緒に声をあげ
そして去っていきました。
こうした力が今後大きな力に発展する
と確信しました。

帰ったあとのビールのおいしかったこと

再稼動反対!子どもを守れ!政府が守れ!夜空に響く声聞こえぬか!?

2012-07-14 13:21:03 | 原発問題について
首相官邸前には人がいっぱいで行けず
ファミリー用ブースに
そこは国会議事堂の正面でした。

再稼動反対!
子どもを守れ!
大人が守れ!
政府が守れ!

パパとママの会 のお母さんのコールが力強く響きました。

首相は 夜空に響くこの声聞こえぬのでしょうか

何の音かわからぬが
大きな音ぐらいにしか聞いていなかった総理が
国民の怒りの前に 色々に聞こえるようにはなったみたいです。

でも、本当の声は 聞こうと思わなければ聞けません。
この国民の声をしっかりと聞くべきです。

















摘まれずに伸びすぎたお茶の新芽です

2012-06-25 14:58:00 | 原発問題について


写真は 近くのお茶畑のあり様です。

八十八夜はとっくに過ぎたのに
黄緑の綺麗な新芽は
摘まれることなく育っていました。

上の写真の 茎の緑色の部分と茶色の部分が境です。
狭山茶は 放射能汚染が危惧されるからと
全く売れなくなったそうです。

以前にも報告しました。
それから ほぼ毎日お茶畑のそばを通りますが
摘まれた様子がなく
栽培農家の方の胸の痛みはいかばかりだろうと
気持ちが暗くなります。

もちろん 摘まれた畑もあります。

しかし、その畑のお茶も 商品になったのでしょうか
心配です。

日本中に迷惑をかけた
福島原発事故
未だにその被害は続いています。
その保障も何も決まらないのに

危険な原発を何しろ再稼動させようとする
野田民主党内閣のやり口は許していはいけないと思います。

福島小高町から避難している高野氏の原発反対運動=原発なくそう!東村山の会

2012-06-11 12:30:08 | 原発問題について
昨日10日、市民センターにおいて
原発無くそう!東村山の会 の学習交流集会が開かれた。

タイトルは
福島・フクシマは 今・・・
子どもを守るためには・・・
である。

第1部では 
原発の膝元 小高町(福島県)から
市内のご家族の下へ避難されておられる
草野太(まさる)氏のお話であった。



草野さんは、大震災で避難所にいかれたが具合が悪くなり
病院に入院、娘さんが迎えに行って
東村山市内に避難して今日に至っているそうである。

その草野氏の半生は
原発の建設反対の運動であったことをお話を伺って思った。

原発反対でまとまっていた地域住民が
電力会社の分断で切り崩される
その方法は、

他の地域にある子会社の雇用を目の前にぶら下げて
それを 餌に 反対運動から手を引かせる

また、反対でまとまっているかに見えた町議会も
原発マネーの前に膝を屈し
結局 原発が建設された

と悔しそうに話されました。

そして、今回の事故で
ご自分もいつ自宅に帰り
畑を耕せるかわからない
高齢で 段々体も弱り
今後どうなるかも見通しが立たない

大飯原発の再稼動など
言語道断だと 語気を強く話されました。

野田首相は
大飯原発の安全は確認された
経済活動を崩壊させるわけには行かない
地元の人の犠牲の上に
日本人の生活が成り立っている
地元の経済を破壊していいのか
と、言わんばかりの

恫喝まがいの説明で
原発再稼動を決めると公言した。

安全神話で日本全国に原発をばら撒き
起こるはずの無かった事故で
大勢の国民が故郷を負われ
未だに 変える見通しももてない
これを解決する手段ももたない
政府が
何を根拠に原発再稼動を決定するのか
全く 許せない言動である。