八十八夜を過ぎても摘まれることのない茶の葉

2012-06-06 20:11:55 | 原発問題について
私の生活圏は 東大和市にもある
買い物に行く途中に
緑豊かなお茶畑があり

今頃になるといつも 車で走りながら
横目で伸びた新芽を見て 美しいな~と思い
茶摘唄を

 夏もちかずく 八十八夜
 野にも山にも若葉がしげる
 あれに見えるは 茶摘みじゃないか
 あかねだすきに 菅のかさ

 日より続きの 今日この頃を
 心のどかに 摘みつつ歌う
 摘めよ摘め摘め 摘まねばならぬ
 摘まにゃ 日本の茶にならぬ

と口ずさむのが常であり
今年ももちろん 一人で車の中で歌っていた

ところが 今年は新芽が伸び放題で
摘む様子がない
最近は 20センチにも伸び
新芽の 若い緑色が変化してきた

なぜ 摘まないのだろうか

そういえば尾崎あや子さんが
狭山茶は 放射能汚染の風評で売れなくなって
農家が困っているのよ
と言っていたのを思い出したのである。

そういえば 東村山市内のお茶屋さんでも
狭山茶を扱っていたお店は売れなくなり、
鹿児島茶を扱うようになったと言う話も聞いた。

新茶の時期に新芽を伸び放題にしなければならない
農家の胸の内はいかばかりかと思うと同時に
摘まれることのないお茶の葉の
黄きみどり色の葉っぱを見る度に
原発を再稼働させようとしている
政府の無責任さと
財界の圧力に負けて
結局 再稼働を認める
無節操などこかの市長や知事、議会の無責任さに
怒りを感じるこの頃である。

原発なくそう!東村山の会 例会

2012-01-28 21:42:57 | 原発問題について


今日 東村山市民センターで
原発なくそう!東村山の会が開かれました。

放射能が私たちにもたらす影響

と題して、基礎医学研究者で日本原水協常任理事、東村山市在住の
儀同政一さんのお話をお聞きしました。


放射能って?
ベクレルって?
シーベルトって?
内部被ばくって?
等々 私たちの疑問に応える話でした。

私たちは、放射線量測定をしていますが
測定機でも 数値が一秒ごとに変わり
どこの数値をとったら良いか悩みます

儀同さんは、放射線は絶えず出ているわけではないので
数値が次々に変わるのだと説明

衝撃だったのは 
セシウム137放出量はヒロシマ型原爆の167.5個分ということです。
そんな危険な施設を
そんな危険な施設だということを
全く国民に、近隣住民に知らせずに
安全神話と やらせ質疑で原発賛成の世論を作り お金をばらまくことで
54基もの原発を作り続けてきた
政治の力で 時の政権が作り続けてきたということです。

参加者からは
子どものために 安全な食べ物を手に入れなければならないと思っている
安全基準と 今後日本の食糧はどうなるのか
どうしたら良いのかなど
数多くの質問が出ました。

原発は 間もなくすべての原発が点検のために稼働を中止します。

原発は、どんな事があっても廃止
どんな不便があっても それを乗り越える責任が
今の 政治を変える力を持っている大人には存在するということを
痛感した学習会でした。

原発は国民の総意で
政府に、政治に廃止を 決断させるべきです。

そうでなければ 多くの子どもたちの将来を奪う
そのことを痛感した今日の話でした。

原発ゼロへ署名

2011-08-14 10:48:35 | 原発問題について
毎週 金曜日 
東村山市内の駅で
原発ゼロ への署名のお願いをしています。


毎回 100筆近い署名が寄せられます。

中には 原発で関係で働いているからとか
東京電力の関係者だからとか
署名を気の毒そうに断る方々もいらっしゃいます。

この間、新聞赤旗には
原発立地地域での
お金で 頬を叩き 危険性を知らせることを黙らせる。
漁場がダメになるのを心配し 反対する運動を
お金で切り崩す
電力各社の 汚い やり口が
長年 原発の危険性を訴え反対にとりくんできた人々
当事者からの告発が掲載されてきました。

私たちが この東京で
日々のくらしの中で
町の放射能汚染
食品の放射能汚染を心配しながら暮らすことのなりましたが

問題は この放射能汚染がいつ無くなるかではなく
二度と 原発の事故が起こらないようにする保障
事故を起こしたら それを留めることが出来ない原発を廃止して
その保障を確実にすることではないでしょうか。

原発で働く人々の 被ばく限度を
福島原発で働いていた人はゼロからカウントをスタートしていたと言うことも暴露されています。
原発で働く作業員が不足するからだそうです。
人の命を 電力会社は何と思っているのでしょうか?

原発で働く人々にも 家族がいます。
その労働者の命を危険にさらして
原発は稼働しています。

廃止すべきではないでしょうか 

やっと石巻につきました

2011-07-04 20:47:21 | 原発問題について
朝8時、市役所前を4台の車で出発
途中 4回の休憩を入れ 東北自動車道をひた走り
三陸道に入って
やっと 石巻に到着 付いたのは5時少し前でした。

聞くところによると 5時間で来ると聞いていたので
8時の出発にしたのですが
あいにく 時間がかかってしまいました。
高速道路も混んでいなかったのに・・・

石巻にある日本共産党のボランティアセンターに着いて
大震災の報告と ボランティアとしての仕事について
説明を受けているところです。



上の写真は 千葉からきている支援の仲間が説明をして下さっているところです。
このビルの2回では 全国から届けられた救援物資の仕分けをしていました。
下の写真は 東村山市からのボランティアの面々で明日からの仕事について真剣に聞いています。私が目をつぶっているのは決して眠いのではなく、タイミングがそうだったというわけですので誤解のないように!



ボランティアセンターには 昨日宅急便で送った荷物がもう付いていました。
宅配便のお兄さんが いつ着くかわかりません と言っていたので心配したのですが、一安心です。

町の中は一見何事もなかったように見えます。
でも あちこちに 津波の跡が残っていました。

また 宿までの間の車窓には
津波の被害を受けた建物や 泥と化した田んぼが見えました。
線路が無くなった鉄道の後も見えたそうです。
というか 線路が無くなっていたそうです。

明日の私たちの仕事は
石巻市内の 仮設住宅への 荷物のお届け隊だそうです。

朝 8時30分からの作業開始です。
宿を 6時30分に出発します。

同じ部屋のメンバーはもう寝ました。
私も寝ます。

運転のしっぱなしで なんだか余震の影響を受けているような気がします。

明日から しっかりと働きます。

福島第一原発の事故による汚染は限りなく続いていく?

2011-04-03 20:58:02 | 原発問題について
原発事故で汚染された水が
地震によってできた亀裂から
ガンガン海に排出されていた

原発の事故は限りなく拡大していく様相で
止まる所を知らない。

一体 原発を設計した専門家も
原発を推進してきた専門家も
この事故の拡大をなぜ止められないのか

「また、〇〇で 〇〇がありました」
と報道するマスコミを見ては どこに向けたらよいかわからない怒りを覚える。
「また、〇〇で 〇〇がありました」
というマスコミは 同時に 人体にはあまり問題はないレベルであるかのような「専門家」の発言も同時に報道する
結局、テレビを見ていては 心配なのか、安心なのか全くわからない。

国民は、心配無いと言われても そんなことは信じることが出来ず
風評被害は拡大する

東京電力や原子力安全委員会は
事故の拡大を 後追いで報告するのではなく
正確な情報と対策をしっかりと出してもらいたい。

原発の事故が報道される時の写真はほとんどが米軍発表のものである。
安全保障上 写真の公表はしないと言うことらしいのだが
国民の命と国家の安全保障問題を天秤にかけるのかと言いたい

原発を推進してきた被害地域の首長は、自らの責任を重く感じているという
「重く感じている」との言葉で言い表す以上の悔悟の気持ちに押しつぶされそうになっているという。
安全神話を振りまき、今日の事態を予測して対策を求めた申し入れを無視した結果が、こうした首長さんたちに責めの気持ちを負わせたのである。
自治体ぐるみ他の自治体に避難しなければならない
故郷の地に いつ帰れるか、再び住むことが出来るのかもわからない日々が続く・・

今日救援募金をしていたら
10代に見える男性が
「僕相馬なんです。原発で被災したんだけど、仕事で上京しました」といって、財布をひっくり返して募金をしていきました。
やりきれない思いで お礼を言いました。

原子力発電に頼るエネルギー政策はもうやめましょう

2011-03-31 23:14:20 | 原発問題について
東北、関東を襲ったマグニチュード9の地震、その後の大津波は
震災で被害を受けなかった地域も被災させました。

東京電力の福島原発が津波によって冷却装置が破壊され、放射能汚染が拡大しているからです。
今に至ってもまだ 政府も東電もマスコミも 人体には影響ない 風評に惑わされないように冷静な対応を といっています。
でも、有機栽培の農産物を作って やっと軌道に乗り始めた今 放射能によって土壌が汚染され、作物を作り続けることが出来なくなったことが明らかな今なお 人体に影響ないと言い続けるのだろうかと
不信の念を抱かざるを得ない。

マスコミにも 問題無い 騒がないようにと言う学者ばかり登場させているが 
これが本当に政権から独立した 何物にも支配さてはいけないはずのマスコミの在り方だろうかと疑問に思っている国民は少なくないと思う。

日本共産党の吉井秀勝議員の国会での質問
今の事態を予想して、政府と東電に対策を迫った質疑が 週刊誌などでは大きな話題である。
インターネットの世界でも注目を浴びている。

なぜ、朝のニュース番組で吉井議員を出さないのだろうか

毎日のように 放射能汚染は拡大している。
自治体ぐるみ 市役所や町役場ごと移転をしなければならない事態を自ら報道しながら、やっぱり人体には影響ないという有識者(?)の解説を垂れ流し続けるマスコミの姿勢に 大本営発表はこのようであったのでは との感を強くする。

福島県の共産党県議団も 大津波があれば冷却施設が機能しなくなると対策を求めていたのに 東京電力はこの申し入れを無視した。

原子力発電所は安全だと言う神話にしがみついて結果がこれである。

自治体というコミューンを失うことになったら
原発の事故によってふるさとを追われる人々は
何年たったら故郷に戻れるのだろうか
何年経ったら ふるさとの畑で採れた作物を食べることが出来るのだろうか

都知事選で 共産党前参議院議員の候補が 
「福島原発の問題は電力を使う我が東京の問題である。原発の頼らない、再生可能なエネルギー政策に転換しよう」
と訴えているが、
計画的停電の経験を良いきっかけに そのような方向を本気でめざす時期に来ているのではないだろうか。
地球温暖化で、人類の生命の危機も言いつくされてきた、
今こそ本気で それにとりくむべきである。

しかし、その矛先が国民生活に向かうのは間違っている。
確かに人口増に伴い、電力消費は大きいかもしれない。市s化し、それは日本国人口を総体として数えるからであり、
本当に過剰に電力を消費しているのは何と言っても大企業である。

不夜城の働き方を労働者に求めるのもやめにすれば大きな節電対策になる。

原発に頼り 被ばくの危険をを我が子どもたちと 未来の子どもたちに回すのはやめよう。
世界が向かっている方向 原発政策からの離脱を 私も声を大にして伝えたい