ヒメキランソウ 九州南部より南に生える

2017-05-22 09:50:55 | 


奄美の実家の庭に咲いていた。
キランソウかと思ったが
葉っぱの色がちょっと違う。

『琉球弧の山の花』
によって ヒメキランソウであるということが分かった。

ヒメキランソウは
九州南部より南の砂浜に生える多年草。
走出枝は褐色を帯び、砂浜を這って、節から葉を出して根を張って広がる
と書いてあった。

まだ観たことは無いが沖縄県ではヒメキランソウが群生する場所があるらしい。
ネットで検索していまず目についた。

わが母の庭でも、砂浜の砂を敷いてあるので広がりつつある。
楽しみだ。

地獄の窯の蓋 という別名があるらしい。

本州にあるキランソウとの違いは
走出枝を出さず、茎が地を這って広がるらしい。
また葉の形がキランソウはギザギザだが
ヒメキランソウはちょっと鈍いギザギザのようだ。

シソ科の植物である。

奄美の初夏の風景 山肌に咲くテッポウユリ

2017-04-19 21:42:21 | 
以下の写真は、この4月帰省中に見つけた懐かしい風景だ。

子どものころ、学校の行き帰り、4月~5月山肌にたくさんのユリが咲き
白く見えるほどだった。
近所では、区画整理のために、また道路の拡幅のために山を削ったので
咲かなくなっていた。

この帰省中に、岬の岩肌にユリが1輪咲いているのを見つけ、
ユリだ と叫んで見渡すと そこここに蕾が

ふるさとの山肌でも見つけ嬉しくなった。

高校時代の生物の先生によれば
ユリがさいたら 奄美の春は終わりなのだそう。

20年ぶりくらいに見たユリの群生であった。


春 で す ねぇ ~

2017-04-03 11:26:36 | 
日差しも明るく感じられるようになり、
野火止用水の散策路にも新緑の季節がやってきた。

たぶん水木の若葉だと思うのだが
このころの葉は
太陽の光を透かして、より黄緑が映えて好きである。


鈴のような小さな花がびっしり咲いている樹を見つけた。
通りすがりの方が
何々 と寄ってきて これは榊だわと教えてくれた。

今日の東京新聞に
姫榊 の写真と説明があり
名前を特定できた。








他人様のアパートの垣や木の辺りで
ジッ ジッ と声がする
案の定 エナガである。

人様の家に向かってカメラを向けるのだから
怪しまれるのではないかとドキドキ
なので余計に上手く撮らせてくれない。

ある日の散歩の出来事である。

石蕗(つわぶき)に 故郷の帰り道思う 11/4➁

2016-11-04 11:12:23 | 
足早に歩いていくと
目の端に引っかかったのが
黄色の花

石蕗である。
ツワブキ と読む





ツワブキの花を観るといつも故郷の山道を思い出す。
冬に帰省すると
空港から実家までの長いバスの旅の車窓に
ツワブキの花が列をなして咲いているのを見ることができた。
車道の山側や崖側の端に
実家のある町までつながって咲いているのである。

また、ツワブキは私のソウルフードでもある。

長い葉柄を摘んで、あくを抜き
縦に割いて
豚肉などと煮付けにしたり炒めたりして食べる。

田舎から届いて嬉しい小包の中身である。

ムヨウラン(無葉蘭) 高尾山6月

2016-09-19 13:52:16 | 


ムヨウラン
無葉蘭
である。

葉が無い と言う意味らしい。

手持ちの図鑑にもなく
インターネットでやっと分かった。

葉緑素を持たない腐生植物だそうだ
薄暗い湿った常緑樹林地に生えるらしい。
高尾山の斜面で落ち葉の中に茶色の蘭様の花を見つけて
とりあえず撮っておいた。

高尾山の花を紹介しているところには掲載が無かった。

備忘録とする。


コゴメウツギ 高尾山にて

2016-09-19 12:50:59 | 




コゴメウツギ

たぶんです。

花の名前が分からず
でも
花の形も美しいと感じ
とりあえずパチリ

以前に名前を特定するために
パソコンと図鑑で調べたが特定に至らず。

今日
多分これではと思った次第。

バラ科 シモツケ亜科 コゴメウツギ属
花期は5月~6月
樹木の高さは2~3メートルとか
他の木々に埋もれ
花しか目立っていなかったので

よく見てくるのだったと反省

ウメガサソウ 高尾山にて

2016-09-19 12:26:26 | 




ウメガサソウ
である。
今年 6月 高尾山で初めて見つけた。
ランに似た花で
何だろうと撮った。

インターネットで調べ上記の名前に行きついた。

イチヤクソウ科ウメガサ属(多年草)
とある。

梅の花に似て
下向きに咲いていることから
笠に見立て
ウメガサソウの命名になったとか。

忘れないようにメモをする。

我が家の庭

2016-04-10 16:40:55 | 
今年の春は
母の病気と自宅のリフォーム工事に振り回され、花の管理もままならず

昨年秋に植えたチューリップの開花だけが楽しみでした。
それでも、ここ数年水だけあげていたスミレが
きれいに咲いたので人目につく場所に移動し楽しんでいます。

スミレは種が散ってそこらで咲いてくれないかしら
と期待しているのですが
今のところ見つけられていません。

チューリップは、植えっぱなしでもOKという原種系の球根を植え
どんな葉が咲くかと待ち構えていたのですが
ここの所 せっせと咲いてくれています。
シクラメンの隣の鉢は
昨年 オランダで購入した球根
立派にきれいに咲いています。






花びらの細いチューリップは
花びらが開くと中が白く
閉じている時との違いが面白い


また、せっせと花の苗を買って来るかな~


思いがけず空いた日程 故郷の名前が付いた花を観につくばへ

2016-03-19 21:47:01 | 
今日は リハビリ入院の母の外泊訓練日であった。
が、インフルエンザにかかり中止

かねてより
行きたいと思っていた
アマミチャルメルソウを見につくばの
国立博物館実験植物園に行くことにし
日帰りで出かけた。

3月初めの東京新聞で紹介されていたので
故郷の名前のついた植物だし
今まで知らなかった植物でもあるのでぜひ見たいと思っていたので・・・
以下今日写してきた写真である。

まずは植物園の説明板より


以下がアマミチャルメルソウの説明
葉っぱは確かに雪の下に似ている。
花があまりにも小さくて
鉢の横に拡大鏡が置いてあった。

折角なのにピントが甘くて残念



この他のチャルメルソウ

モミジバチャルメルソウ


ツクシチャルメルソウ


チャルメルソウの花
穂のようについていた