2014年02月20日
ニュージーランド発
[ロシア旗モンスター漁船“Lafayette”がNZ排他的経済水域を通過]
世界で最も大きな冷凍加工船“Lafayette”と、そのキャッチャー・トロール6隻の漁船団が、ケルマデック諸島周辺ニュージーランド排他的経済水域を通過していった。
“Lafayette”は4万9,367トンのオイルタンカーの改造船でロシア旗、キャッチャー・トロール漁船団の漁獲物を巨大ホースで吸い上げる。
船主は、中国・香港企業“Pacific Andes International”で、2008年に行われた改造の費用は100百万米ドルとされている。
“Lafayette”のターゲットは、養殖サーモン事業に重要な南太平洋のアジで、2014年2月17日、米国の“SkyTruth”グループの衛星位置確認システムにより、ケルマデック諸島周辺海域を航行していることが確認された。
このトロール漁船団は、ウエリントンにある、南太平洋地域漁業管理機関“SPRFMO”(South Pacific Regional Fisheries Management Organisation)に登録されており、8,300トンのアジの漁獲が認められている。
しかし、報告によると、ロシア漁船だけで、2010年に2万1,315トンが漁獲されており、前年2013年には、その136%まで増加していると伝えられている。
また、国際コンソーシアム機関の調査によると、南太平洋アジ漁業における、この巨大船団の圧力は全体の90%に及んでいる。
なお、“Lafayette”のキャッチャー・トロール漁船団の漁獲物を巨大ホースで吸い上げるアイディアは、旧ソ連によるもので、その加工処理能力は一日1、500トンとされる。
ニュージーランド発
[ロシア旗モンスター漁船“Lafayette”がNZ排他的経済水域を通過]
世界で最も大きな冷凍加工船“Lafayette”と、そのキャッチャー・トロール6隻の漁船団が、ケルマデック諸島周辺ニュージーランド排他的経済水域を通過していった。
“Lafayette”は4万9,367トンのオイルタンカーの改造船でロシア旗、キャッチャー・トロール漁船団の漁獲物を巨大ホースで吸い上げる。
船主は、中国・香港企業“Pacific Andes International”で、2008年に行われた改造の費用は100百万米ドルとされている。
“Lafayette”のターゲットは、養殖サーモン事業に重要な南太平洋のアジで、2014年2月17日、米国の“SkyTruth”グループの衛星位置確認システムにより、ケルマデック諸島周辺海域を航行していることが確認された。
このトロール漁船団は、ウエリントンにある、南太平洋地域漁業管理機関“SPRFMO”(South Pacific Regional Fisheries Management Organisation)に登録されており、8,300トンのアジの漁獲が認められている。
しかし、報告によると、ロシア漁船だけで、2010年に2万1,315トンが漁獲されており、前年2013年には、その136%まで増加していると伝えられている。
また、国際コンソーシアム機関の調査によると、南太平洋アジ漁業における、この巨大船団の圧力は全体の90%に及んでいる。
なお、“Lafayette”のキャッチャー・トロール漁船団の漁獲物を巨大ホースで吸い上げるアイディアは、旧ソ連によるもので、その加工処理能力は一日1、500トンとされる。
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