ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

太平洋サケマス漁獲量が3万4,000トンを超える(7月8日)

2014-07-10 12:48:53 | 日記

2014年07月10日
モスクワ発
[太平洋サケマス漁獲量が3万4,000トンを超える(7月8日)]
ロシア漁業庁は、同庁副長官ソコロフ(ワシリー)が議長となり、通信を利用した、定例の極東地方における太平洋サケマス操業会議を開催した。
会議には、極東地方の漁業地域管理局、地方行政、研究機関の代表者らが出席した。
今年2014年漁期開始から同年7月8日までの極東地方における太平洋サケマスの生産量は、3万4,000トンを超え、直近偶数年2012年同期を1万トン上回っている。
現在、最も活発な地域は、カムチャツカ地方、ハバロフスク地方となっている。
その中でも、前週、カムチャツカ地方では太平洋サケマスを1万トン漁獲し、今年2014年漁期開始からの生産量は、約2万トンとなった。
一方、サハリン州では、まだ操業が始まったばかりで、2,000トン程度にとどまっている。
なお、現在、ロシア排他的経済水域では、ロシア漁船と日本漁船の流し網操業が行われている。
ロシア漁船は、カラギン海域2隻、ペトロパブロフスク・コマンドル海域7隻、北クリール海域3隻、計12隻、日本漁船が、政府間協定に基づき主に北クリール海域で33隻、それぞれ着業しており、その漁獲データ等が沿岸漁業へ転送されている。



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