2014年07月29日 ウラヂオストク発
[ロシア漁業庁 太平洋サケマス製品の極東-中央の物流費の協議を指示]
ロシア漁業庁は、極東地方における太平洋サケマス操業会議を開催し、今年2014年漁期開始から同年7月22日までの生産量が約9万4,000トンで、直近偶数年2012年同期を1万9,000トン上回っていると発表した。
また操業会議の中で、ウラヂオストクからモスクワ周辺のロシア中央部までの鉄道貨車による製品の物流費が、平均8ルーブル/kgで推移していることが報告された。
ロシア漁業庁は、この物流費の価格形成の過程に特に注意を払っており、沿海地域管理局に対して、
物流業者である“ロシア鉄道”(РЖД:RJD)社と“レフ・サービス”(Рефсервис:Refservice)社の代表との物流費にかかる協議の場を設定するよう指示をした。