2014年07月25日
ウラヂオストク発
[科学研究機関が西カムのタラバガニTACの.............]
太平洋海洋漁業研究所チンロセンターが、西カムチャツカ大陸棚におけるタラバガニのTAC設定に関する委員会を開催し、その資源状況が..........................と報告された。
委員会では、科学調査船“ТИНРО”(チンロ)によるトロール調査の結果に基づき、西カムチャツカ海域とカムチャツカ・クリール海域におけるTACの見直し等について検討が行われた。
この結果......................
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(関連過去情報)
2014年02月13日 ウラヂオストク発
[西カムチャツカ海域タラバガニ商業操業は成功を収めた]
この15年間、西カムチャツカ海域のタラバガニの資源量は急激な変化をみせ、資源回復のため2005年から2006年までは商業操業が完全に禁止となり、その後、2007年には商業操業が一時的に認められたが、2008年以降、再びそれが禁止となっていた。
しかし、資源回復の科学的根拠が確認された昨年2013年10月末、ロシア農業省は、西カムチャツカ及びカムチャツカ・クリール海域のタラバガニのTACを期中見直しして、商業操業を再開する命令No.396号を公布、同年11月22日から、沿海地方漁業者が操業を行った。
TACは2013年に約5,700トン、2014年は約5,100トンが設定された。
特に、昨年2013年については、期中見直し手続き等で、操業期間が短い中、90%以上TACを開発し、高いCPUEを見せた。
水産業界紙のインタァヴューに対して、ロシア極東カニ漁業者協会会長ドウプリャコフは、このTAC設定のレヴェルと、CPUEの高さから、当該資源量が豊富で健全な状態にあること示していると指摘した。
2013年12月27日 カムチャツカ発
[西カム・カムクリール海域タラバガニ操業生産状況]
カムチャツカ海洋漁業研究所カムニロは、解禁となった西カムチャツカ海域とカムチャツカ・クリール海域のタラバガニ商業操業の生産状況を発表した。
漁期開始となった2013年11月22日から同年12月26日までの両海域における生産量は、5,220トンとなり、それぞれのTAC開発率は西カムチャツカ海域92.2%、カムチャツカ・クリール海域88.1%となった。
今年2013年内の残された操業期間で、それぞれのTAC開発率は、前海域95%-96%、後海域93%-95%に達すると予測されている。
なお、多くの着業船がTACの開発を完了したことから、現在漁獲努力は低下している。