ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
http://kisenren.com
一般社団法人北洋開発協会

農業大臣フョードロフがサハリンへ出張 北海道新聞 流し網漁業禁止「決定」

2015-02-14 11:44:06 | 日記

2015年02月13日
モスクワ発
[農業大臣フョードロフがサハリンへ出張 流し網漁業問題についても協議]
ロシア農業大臣フョードロフがサハリンへ出張し、同地域の水産業発展のための会議に出席した。
この会議では、サケマス孵化場の現状の機能と新たな管理、港湾インフラ、そして流し網漁業の運命についても話し合いが行われた。
また、特に、同地域に水産業発展のため、港湾インフラと冷凍能力の近代化が指摘された。


2015年02月14日
北海道新聞 
[流し網漁業禁止「決定」 ロシア農相 サケマス対象か]【ユジノサハリンスク栗田直樹】
ロシアのフヨードロフ農相は13日、ロシア下院に法案が提出されているロシア水域の流し網漁禁止について、「国は流し網漁を禁止する決定を既に行っている」と述べ、法案成立を全面的に支持する立場を表明した。水産行政も所管するフヨードロフ氏が同日訪れたサハリン州で漁業と農業の関係者を集めた会議で述べた。
法案は資源保護を理由に2016年1月から全面禁止する内容。地元漁業者からの反対意見には「損害やリスクを最小限に抑えたい」と段階的に禁止する考えも示した。
ただ、会議後は「禁止決定の考えは連邦政府機関でほぼ100%を占めている」と強調した。関係者らによると、ロシア極東でのサケマスの水揚げ量は年間約30万~40万トン中、流し網漁は1万1千~1万7千トンで、残りは定置網漁。
根室など道内漁船が許可されているロシア200カイリ内のサケマス漁も禁止対象。今月初旬、日本政府はフヨードロフ氏に禁止の見送りを直接求めたが、この日、農相は「日本との適切な関係のため考慮が必要」と述べるにとどめた。
ただ、09年には、資源保護の効果が不透明なごどなどを理由に否決された。今回、プーチン大統領はこの問題に言及しておらず、同氏の判断次第では廃案の可能性も残されている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする