2016年05月26日
モスクワ発
[ロシアは流し網漁業禁止を国際社会に呼びかける]
2016年5月23日から同27日までの間、ニューヨークの国連本部において国連公海漁業協定加盟国会議が開催されており、その冒頭、ロシア代表団は、流し網漁業の禁止を呼びかけた。
ロシア代表団は国連の常勤職員と漁業庁の代表で構成されている。
この協定は、分布範囲が排他的経済水域の内外に存在する魚類資源(ストラドリング魚類資源)及び高度回遊性魚類資源の保存及び管理に関する1982年12月10日付の海洋法に関する国際連合条約の規定の実施を目的としている。
ロシア代表団は、排他的経済水域を含めた自国海域における流し網漁業禁止の導入を報告し、この措置への支持を他国代表団に求めた。