2016年12月12日
米国発
[北太平洋漁業管理委員会がスケトウダラTAC勧告を決定する]
米国業界紙(WEB)は、北太平洋漁業管理委員会が2016年12月11日日曜日、来年2017年のアラスカ湾と東ベーリング海域のTAC勧告を決定したと伝えた。
同委員会は、主漁場である東ベーリング海域の来年2017年のスケトウダラのTACについて、前年2016年より5,000トン増の134万5,000トンの設定を勧告した。
また、再来年2018年の当該設定についても前年2017年同の134万5,000トンとの観測を発表した。
一方同委員会は、アラスカ湾の来年2017年のスケトウダラのTAC設定を、前年2016年より約4万9,000トン削減した20万9,000トンと勧告した。
加えて再来年2018年の当該設定については、更に削減し、16万3,000トンとなるとの観測を示した。