２０２０年０５月１２日
北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[新たなサハリン国境警備局長 イーゴリ・ユブジェンコ]
ロシアFSBサハリン国境警備局長セルゲイ・クドリャショフ（Сергей Кудряшов）が離任、後任に、イングーシ共和国当局長だったイーゴリ・ユブジェンコ（Игорь Ювженко）が就いた。
イーゴリ・ユブジェンコ（Игорь Ювженко）
１９６８年１月生まれ
１９８６年 ソ連国境警備局入局
１９９１年 ジェルジンスキーKGB国境警備高等専門学校
１９９８年 ロシア連邦国境局アカデミー
*イングーシは、ロシア連邦の北カフカース連邦管区にある共和国。北カフカース（コーカサス）に位置する。東はチェチェン共和国、西は北オセチア共和国（共にロシア連邦内の共和国）、南はジョージア（グルジア）。
２０２０年０５月１１日
北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二
[英国ＥＵ離脱 英国 漁業分野FTAから切り離しを主張 第３次交渉開始]
英国とＥＵは漁業分野を含め、離脱後の双方の経済、外交等の条件を決める第３次交渉を２０２０年５月１１日から開始、通信を利用して同１５日まで行う。
EUは、漁業分野の合意を、経済分野等の一部と関連付け英国海域への従前どおりのアクセスを求めているが、英国は独立した沿岸国として、毎年の漁業交渉により決定する対ノルウエー方式を主張している。
同年４月下旬に行われた第２次交渉終了後のインタァヴューで、EU側首席交渉官Michel Barnier（フランス）は、”失望した”と発言、英国がEU漁船のアクセスを拒否しており、貿易協定そのものを壊滅させる可能性があると批判し、一方の英国政府報道官も交渉はわずかな進展しかなかったと溝の深さを認め、協議は行き詰まりを見せている。
