ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
http://kisenren.com
一般社団法人北洋開発協会

北海道隣接サハリン州 太平洋サケマス操業計画を決定

2020-05-17 22:57:22 | 日記

2020年05月17日

北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二

[北海道隣接サハリン州 太平洋サケマス操業計画を決定]

北海道に隣接するサハリン州の遡河性魚種生産管理委員会は、今年2020年漁期の太平洋サケマス操業計画を科学研究機関の勧告に基づき決定した。

同州の33社が参加、6月1日、南西サハリン漁業区のカラフトマス操業から開始して、8万9,126トンを生産する計画となっている。

なお、漁期中、資源の来遊状況等から、科学研究機関の勧告に基づき、同管理委員会は、適宜、協議を行い、漁獲生産計画の変更を決定する可能性がある。

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英国EU離脱 第3次交渉 進展はわずか 漁業分野へのEUのアプローチ理解できない

2020-05-17 19:20:42 | 日記

2020年05月17日

北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二

[英国EU離脱 第3次交渉 進展はわずか 漁業分野へのEUのアプローチ理解できない]

2020年5月11日から同15日までの間、通信を利用して英国とEUは、漁業分野のほか、離脱後の双方の経済、外交等の条件を決める第3次交渉を行った。

交渉終了後、英国交渉代表で首相顧問のDavid Frostは、進展はわずかだと語り、EUの漁業分野の問題に関するアプローチはイデオロギー的であり、理解できないと言及した。

一方、EU側首席交渉官Michel Barnier(フランス)も、主要な議題では何も進展しなかったとし、英国はもっと現実的になる必要があると批判した。

EUは、漁業分野の合意を、経済分野等の一部と関連付け英国海域への従前どおりのアクセスを求めているが、英国は独立した沿岸国として、毎年の漁業交渉により決定する対ノルウエー方式を主張している。

6月末までに双方が合意すると移行期間は最大2年間延長できるが、英国は一貫してそれを強く否定しており、自由貿易協定を結べず、このまま移行期間が終われば、来年2021年の漁業関係が不明確なまま、混乱が必至な”合意なき離脱”の道となる。

なお、次回交渉は6月上旬に予定されている。

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