ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

ロシア科学研究機関 太平洋サケマス南クリール沖合来遊調査 ”Профессор Кагановский”

2020-06-02 06:04:44 | 日記

2020年06月01日
リポート:北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二
[ロシア科学研究機関 太平洋サケマス南クリール沖合来遊調査]
2016年1月1日からのロシア海域太平洋サケマス流し網操業(沖獲り)禁止以降、本格的漁期をむかえる沿岸漁業への当該資源来遊状況予測リポートのための沖合での情報収集任務は、商業漁船にかわり、主に科学研究機関の科学調査船が担っている。
今般、全ロシア海洋漁業研究所ヴニロ太平洋支部チンロは、科学調査船”Профессор Кагановский”(プロフェッサー・カガノフスキー)が、スケトウダラ資源調査を切り上げ、南クリール太平洋側海域の太平洋サケマス来遊調査を開始したと発表した。
”Профессор Кагановский”は、今年2020年漁期の太平洋サケマスの資源集約の最新情報を取得、科学研究機関はそれを分析して当該資源の移動、沿岸への来遊量、範囲等を予測して沿岸漁業支援のための操業勧告を行うこととなる。
なお、”Профессор Кагановский”は、任務完了後、同年7月上旬、同港への帰還を予定している。

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