2021年10月08日
リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[ロシア極東海域 新造警備艇2隻 沿海地方とサハリンに1隻ずつ配属 30mm/AK-306自動銃架搭載]
ロシアFSB沿海地方国境警備局が、2021年10月6日、極東海域の国境警備と資源保護等を任務とする新造警備艇“ナホトカ”(Находка)と“ネヴェリスク”(Невельск)の2隻が就役したと発表したが、この配属先が、それぞれ沿海地方国境警備局とサハリン国境警備局に1隻ずつとなることが分かった。
この新造警備艇はプロジェクトNo.10410-Vで、400トン級、最高速度28ノット、*30mm/AK-306自動銃架と12.7mm機関銃を搭載している。
*30mm/AK-306自動銃架
航空機、ヘリコプター、その他の空爆兵器に対する軍艦の自衛のために設計された近距離兵器システムで、OPU-1光学照準器によって制御されている。