ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

択捉島根拠大手水産グループ“ギドロストロイ”も洋上すり身生産開始

2022-05-02 11:56:06 | 日記

 

2022年05月02日

リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[択捉島根拠大手水産グループ“ギドロストロイ”も洋上すり身生産開始]

ロシア漁業庁は、今春2022年3月から、択捉島根拠大手水産グループ“ギドロストロイ” (Гидрострой)もスケトウダラの洋上すり身の生産を開始し、既に1,000トン以上の製品を生産していると明らかにした。

同グループ所属トロール漁船“アレキサンドル・コサレフ”(Александр Косарев)は大規模改修を受け、近代的高次加工生産ラインを設備し、3月から着業を開始、現在、東サハリン海域で操業を行っている。

“アレキサンドル・コサレフ”は1日最大450トンの原魚処理が可能で、すり身のほかに、フィレ、ミンス、スケコ、シラコ、ミール等の高次加工製品を生産する。

“ギドロストロイ”グループはこれまで、投資プロジェクトの一環として、系列陸上水産加工場“クリリスキー・ルイバク”(Курильский рыбак)ですり身を生産してきたが、洋上では今回が初めてとなる。

なお、当該陸上加工場のすり身は、現在、主に国内カニカマ等練り製品メーカを市場として供給されている。

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