2024年12月15日
リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[第22回ロシア・ベラルーシ漁業委員会が完了する]
ロシア漁業庁は、第22回ロシア・べラルーシ漁業員会で協議に合意、これを完了したと発表した。
ロシア政府代表を同庁副長官アンドレイ・ヤコブレフが務めた。
委員会では、ロシアEEZにおける水棲生物資源の漁獲割当の設定、科学技術協力等について話し合いが行われた。
同委員会は2002年3月13日付ロシア・ベラルーシ政府間協定に基づき設置されている。
前回第21回両国漁業員会ではロシアとベラルーシの企業によるベラルーシ旗でのロシアEEZ内共同漁業に合意がなされ、今年2024年春季オホーツク海抱卵スケトウダラ操業、所謂“Aシーズン”に参加、2万1,500トンを漁獲し成功を収めている。(報告担当者 原口聖二:ロシアは漁業政策として基本的にオホーツク海での外国漁船によるスケトウダラ操業を認めていない。)
今年2024年、この特別な共同漁業に用意されたスケトウダラ漁獲割当は、前年同で、オホーツク海とベーリング海において5万1,000トン、その他を含め計6万2,000トンが配分されている。