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北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

ロシア 投資目的漁獲割当義務付け漁船建造プロジェクト履行義務期限 更に延長へ  北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

2024-12-24 11:32:23 | 日記

2024年12月24日

北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[ロシア 投資目的漁獲割当義務付け漁船建造プロジェクト履行義務期限 更に延長へ]

ロシア農業省は、投資目的漁獲割当(“投資クオータ”+カニ漁獲割当オークション)に基づく漁船建造プロジェクトの実施期限の延長に関する決議案を提出した。

同国政府は2022年5月、当該履行義務期限を6年から8年に延長していたが、今回、更に12年とする提案がなされた。

今年2024年10月までに第1弾の当該プロジェクトにおいて30隻が建造され、年末までに、新たに6隻が竣工・引き渡しが行われる予定となっている。

第2弾のカニ漁獲割当オークションの結果に基づくプロジェクトも開始されている。

しかし“投資クオータ”を含めた第1弾では100隻を超える漁船建造が計画されており、この遅れの問題が存在している。

ロシア副首相パトルシェフは、既存の20件の契約期間が今年2024年10月30日に期限切れとなることから、関係省庁に対し、契約の終了、期限延長、造船所の変更契約等の決定案を迅速に策定することを求め、加えて、造船業界への資金をタイムリーに提供するための対応を先に指示していた。

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