たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

俺VS動物園 京都・大阪耐久戦 vol.1

2019年05月18日 05時47分00秒 | クマと動物たち
日本最高齢のライオンと
命を諦めない動物園


GW十連休も後半にさしかかる5月4日(土)
早朝6時20分

奇跡の定時に京都駅烏丸口に到着です。
今日は朝食の後、京都市動物園、その後JRで大阪天王寺に移動し天王寺動物園を見てから帰ろうと思います。
時間があれば「ニフレル」とか「みさき公園」も攻めたいのですが、そろそろ気力も体力も財力さえも限界に近づいていますので、おとなしく2園のみとします。

まずは朝食
ネットで見てみると京都的な「朝がゆ」「おばん材」とかあるんですが、なんせ高価なことから、適当に妥当に済ませることとします。
駅中のマクドナルドには既に外国人観光客の列ができているし、「どおしよう~~」と考えていたところ、ふと駅の地下道のうどん屋さんを見つけます。

「つくもうどん 塩小路本店」

あまり期待もせず「九条ねぎうどん+炊き込みご飯セット」を頼んでみると





やべっ、旨い!!





予想を超えるクオリティーに驚きつつ、地下鉄に乗って動物園に向かいます。
しかし、時間はまだ7時
時間つぶしを兼ねて祇園白川から南禅寺までをブラブラ散歩します。





南禅寺門前で8時から開いているカフェを見つけ入ってみます。

「ブルーボトルコーヒー 京都カフェ」
こちらもあまり期待せずに入って、SINGLE ORIJIN(550円)を頼んだのですが、




まじっ、旨い!!



京都では「一定レベル以上の飲食物を出さなければならない」という条例でもあるのかと疑うぐらいのクオリティーです。
ちなみに後で聞いたところ「ブルーボトルコーヒー」は有名なコーヒーショップだそうで、ワタクシ、全く知りませんでした。



そろそろ京都市動物園の開園時間です。


入場口に行くと一組の老夫婦だけ・・・
いよいよ入園の時に家族連れがもう一組現れましたが、昨日までの大混乱が嘘のようです。

では、ザックリ見ていきましょう。

まず、京都市動物園の「見所」は
1 日本最高齢のライオン「ナイル」くん
2 徳山から行ったアミメキリン「イブキ」くん
3 京都市動物園にしかいないオナガゴーラル「ホンホン」さん
4 ゴリラのお子様が生まれたそうな



一番逢いたいライオンのナイルくんを後回しにし、まずはゴリラへ

とおり過ぎざまにアジアゾウ
・・・出勤前でした


ゴリラ
学生時代にマウンテンゴリラ、ヒガシローランドゴリラ、ニシローランドゴリラの3種に分かれると覚えていましたが、今はヒガシゴリラとニシゴリラの2種類の分類に整理されています。
で、京都市動物園はニシゴリラです。

ちょうど室内でお食事タイムで、多くのファンが詰めかけてました。



オナガゴーラル
ゴーラルは「カモシカ」で、字のごとく尾の長いカモシカです。



別名「チョウセンカモシカ」
日本ではここ、京都市動物園でしか飼育されていません。
ちなみに、なぜか「京都の森」ってところに住んでいます。


もうじゅうワールドは置いといて、「アフリカの草原」へ。
いましたイブキくん。


元気そうで何よりです。


京都市動物園はコンパクトによくまとまった動物園です。
「種の研究」、「見せる工夫」そして「個体の説明」もバランスよくできている印象です。
その最たるものが「もうじゅうワールド」のナイルくんです

ナイルくんは日本最高齢の雄ライオンで、今年で25歳
飼育下の平均寿命が20年というから考えると超おじいちゃんです。
足腰も弱ってるようで寝ている時間も増えています。
掲示板にも「そろそろ「看取り」の時期に差し掛かっているかもしれません」とのこと。
しかし「彼の命を諦めたわけではない」とのこと。



心強いです!!


とはいえ老齢である事にはかわり有りません。
できれば静かな老後を過ごしてもらいたいと思います。

アムールトラはダンボールに入ったお肉を貰い、うれし涙を見せています。




ゴリラ舎に戻ると家族が屋外展示場に出てきていました。



「天井も展示場の一部」




そんな発想に驚嘆です。



時間は11時過ぎ
急いで廻ったので、ちょいのどが渇き、西門のカフェでカフェラテを頼みます。




これも旨い。


なんなんでしょ、この地域
「コーヒーの旨い地域」という印象がすり込まれていきます。


地下鉄の蹴上駅まで歩いて行き、山科駅、京都駅経由で大阪天王寺へ向かいます。
コメント
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