本当に情けない話なのだが、今日(7日)午前中は、万聖節休暇前に行った試験の採点に費やさざるを得ず、シンポジウムの参加は午後からだった。三つの発表を聴いたが、最初の発表は特にいろいろな示唆に富んでいて、後日記事にしたいと思いっているが、今日はその余裕がない。一言でそこでの問題を言うとすれば、「模倣の創造性」ということになるだろうか。発表の後、懇親会。これが本当に楽しかった。シンポジウム主催者たちの実際的な配慮ということがもちろんあるわけだが、それよりも彼らの人柄がこのような7年にも及ぶ研究活動の継続と実質的な成果をもたらしていることがよくわかった。このように生産的でかつ友情に結ばれた国際的な研究活動が今後ますます発展していくことを願うばかりである。私のようにつまらない人間にもそのような活動に参加する機会を与えられたことを心から感謝している。その感謝の気持ちを主催者に示すためにも、これから明日の発表の最後の準備にかかる。