私的予定としては、今日の記事で南方熊楠についての一連の記事をひとまず締めくくるつもりでいました。でも、それは明日以降に延期いたします。
なぜなら、今朝、大阪地震のことを知ったからです。いつものように五時に目覚めてすぐネットのニュースをチェックして知りました。
亡くなられた四人の方―通学途中、小学校のブロック塀の倒壊の下敷きになってしまった九歳のお嬢さん、ご自宅あるいはその付近で亡くなられたご高齢のお三方―のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
負傷された方々も数百人に上り、家屋倒壊などの物質的被害に遭われた方々も少なくないようです。
被災された皆様が一日も早く普段の暮らしに戻れることを心から祈念いたします。
世界に冠たる日本の「有能なる」為政者たちよ、どうか被害者の方々の救済とインフラの復旧に全力を尽くされんことを。この災害とそれに伴う人々の不幸とをメディア的に利用して、自分たちに都合のいいようにその他の政治的重要案件を陰でこそこそと処理しないだけの最低限の政治的倫理感をあなたたちが持っていることを海外在住の一非国民として私は心から願います。