今日も朝から雨の降る寒い日となったが、雨の合い間を縫って昨日の農作業の続きをやった。
残っていた2辺の畦塗りを終え、不十分だった代かきのやり直しをした。
昨日は凸凹部分を鍬でならす程度で終わっていたが、代かきは丁寧に田の泥を攪拌して有機物や肥料を均一にして、品質や収穫を確保する基本の仕事であると、近所の師匠から教えられた。
この程度で済ませてしまうと後の仕事が無駄になるので、小型耕耘機でも出来るからもう一度丁寧にやってみろと言われて、再度挑戦してみることにした。
田の周辺部は順調に掻けたが、中心部に行くにしたがって泥が深くなり、底なし沼状態で押しても引いても潜って行くばかりだ。
こんな状態を数回繰り返しながら、何とか半分ほど終わったところで、ついにエンジンが止まり、爪も泥団子みたいになってしまった。
泥田から引っ張り上げるのに一苦労し、清掃してエンジンをかけたら始動したが、また深みにはまりそうで、それ以上続ける気にならなかった。
残りは鍬で代かきをして、何とか今日の作業は終了した。
自己満足だろうが、水を張った田んぼは、まわりの田と比べても遜色ないほどきれいに仕上がっていた。
悪戦苦闘で疲労感は残ったが、今日も野良仕事で日が暮れた。