今日は集落にある水路の泥さらいがあり、朝8時からお昼まで作業に参加してきた。
じょれんやスコップを手に、冬の間に溜まった土砂や流木などを掻き出す作業だ。
上流の谷から取水し、途中で岩をくり抜いたり、川をまたいだりして田へ水を引きながら集落を貫流し、再び大八賀川に注いでいる。
山腹を縫うようにして通る水路は、土砂崩れも多く維持するのも大変だ。
大きな岩をくり抜いて通したトンネルは、当時は機械が無かったので、手掘りで通したとのことである。
平地へ下ってくると土砂の堆積も厚くなり、掘り出すのに大汗をかいた。
手間代は全員缶ビール2本ずつ貰ったが、水を抜いた水路でゲットした岩魚4匹の方がうれしかった。
塩焼きにして晩のおかずにしたが、嘉文次小屋の岩魚より旨かった。
孫やパパたちは、昨日の続きの田起こしをしてくれたので、お駄賃に高山のホテルのランチバイキングを振舞った。
今日もお天気がよく、窓からは笠が岳や穂高連峰がきれいに見えた。
午後からも頑張って、田起こしは完了したので、後は水を張って代かきをすれば、いつでも田植えが出来る。
手伝ってくれたお蔭で農作業もはかどり、良い汗をかいて一日が暮れた。