名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

雨の日曜日

2009年05月17日 | セカンドルーム

 

飛騨地方は明け方から、久し振りに本格的な雨降りとなった。
近所の田んぼは、田植えが終わった田やこれからする田が混在していて、雨の波紋が微妙な違いを描いている。


兼業農家は、休日が農作業をする貴重な日になるので、天候にかかわらず田植えをしなければならないし、苗も弱るので次の日曜日まで延ばすことが出来ない。
雨の田植え風景は、春の風物詩でもあるが、やっている人達は雨に濡れて作業はし難いし寒くて辛そうだ。

 
どこの農家も、田植え機で植えたあと、倒れたり抜けたりした苗の補植をしている。
大規模な田では、そこまで手間を掛けられないが、山里は耕地が狭いので、少しでも収穫量を増やすために手間をかけている。
決まったように、年配の人達は菅笠に蓑をまとい、若い人たちは雨合羽を着ているのがおもしろい。
時間に追われない「にわか百姓」は、雨が降れば休み、暑くなったり寒くなれば、直ぐに止めたりするので、仕事がはかどらない。
それでも手の平にマメがいっぱい出来たり、筋肉痛も起こしているので、雨の日曜日は良い休養日になった。

コメント
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