今日も五月晴れの爽やかな陽気で、田んぼの脇の睡蓮が咲き始めた。
近所の農家に頼んであった稲の苗が、お昼頃に届くとの連絡があった。
午前中に、手製の「すじひき」で田に30cm四方の筋を引く作業をして、苗の届くのを待った。
苗は横15cm、縦30cmの間隔で植えていくので、予め線を引いておけば正確に植えることが出来る。
真っ直ぐに引いたつもりだったが、終わって見てみれば結構ゆがんでいた。
泥に足を取られて、バランスを崩すたびに筋まで乱れてしまったようだ。
苗4箱が届いたので、もう一度水を張って田植えを始めた。
品種は「ひとめぼれ」で、標高が700mを越す高冷地に適しているとのことである。
狭い田なので、夕方まで終わるだろうと思っていたが、意外に手間取って作業が予定通り進まなかった。
苗篭を腰にぶら下げ、苗を3本ずつ植えていくのだが、泥から足が抜けなかったり、同じ姿勢が続いて腰も背中も固まってしまう。
ようやく半分ほど終わったところで、日も暮れかかったので今日の作業は終了することにした。
初体験の田植えは、虫に刺されるやら、紫外線がヒリヒリと肌をさすやら、体力的にも予想していた以上にハードだった。
明日は午後から予定が入っているので、何とか午前中で終わるように頑張ってみよう。