昨日のお昼前に高山を出て名古屋に向かった。
雪はかなり激しく降り、道端の温度計はマイナス5℃を指して、路面の凍結を知らせていた。
東海北陸道の荘川と白鳥間は積雪で通行止めとなっていたので、郡上八幡インターから入ることにした。
いつも通る「せせらぎ街道」の除雪はしてあったが、横なぐりの雪で視界が悪く走り難かった。
西ウレ峠付近は降雪量が多く、道幅も分らない状態で側溝に落ちたり、吹き溜まりに突っ込んだ車が立ち往生していた。
雪の降り始めにはよく見かける風景で、思わず緊張してしまう。
郡上八幡に着いたら、通行止め区間が美濃インターまで延長されていた。
長良川沿いの1車線の国道は、大型車も走るのですれ違う度に車が止まり、美濃インターまで渋滞が続いた。
高速に入った頃は雪も止み、名古屋方面は夕焼け空が広がっていた。
今日の名古屋は晴天で、外を歩いていても気持ち良かったが、飛騨地方は相変わらず雪が降っているようだ。
散歩に行った白川公園は、犬を連れている人たちや踊りの練習をする若者で賑わっていた。
公園をひと回りしたら汗ばむくらいで、虹を描く噴水を見ていても冷たさを感じない。
帰り道に寄った堀川河畔の四季桜が満開で、まるで春のような風景だ。
いつもの事ながら、飛騨との違いに戸惑う一日だった。