昨日の上天気と打って変わって、今日は青空が一度も顔を見せなかった。
それほど気温は低くないが、まわりが暗いと気分的に寒く感じる。
飛騨の冬晴れは二日と続かない。
近所の人からお餅を頂いたので、昨日の夕食はお雑煮で、今日の昼食は焼餅に海苔を巻いて食べた。
今夜の献立も、焼餅と豆腐と白菜の味噌汁に、頂き物の漬物である。
薪ストーブで餅を焼くと、遠赤外線効果でふっくらと焼き上がってとてもおいしい。
餅の焼ける匂いと醤油の香りが部屋に立ち込めて、なんとなく懐かしさが漂ってきた。
子供の頃は、餅は正月しか食べられないと思っていたが、ここでは慶弔時や季節の変わり目などに、よもぎ餅やほう葉餅をついて振舞う。
お裾分けををして頂くので、ここに居ると年中正月気分が味わえる。
自家製の材料でついた餅は、添加物なしで本物の味がするので、安心していくらでも食べてしまう。
お正月まで毎日食べ続けそうで、餅太り?がちょっと心配。