今朝名古屋を出て高山へ向かった。
一宮ICから入った東海北陸道は、祝日でスキー場へ行く車で混雑するかと思ったが、意外に車は少なく渋滞も無かった。
郡上八幡ICから先はチェーン規制で、岐阜大和あたりからは雪が降り始めた。
路面は除雪してあるが、路肩に雪が残っているので、道幅がずいぶん狭く感じる。
所々にシャーベット状の雪が残り、1車線区間ではスピード走行の対向車が怖い。
いつも休憩する「ひるがの高原」SAは、雪に閉ざされて閑散としていた。
大日岳や白山方面も雪で視界が閉ざされ、標識も半分ほど雪に埋まっていた。
高山ICから市街地に入ったが、道路の雪は除雪されているので普通に走れた。
町で買い物をして、お昼過ぎに家に着いたが、集落は雪に閉ざされて静まり返っていた。
庭の雪も思ったほど無く、用意していた長靴に履き替えて難なく家に入れた。
人気の無い家は冷え切って、室温はマイナスでみかんが凍っていた。
薪ストーブをがんがん焚き、ホットカーペットを強にして、ようやく20℃になって人心地ついた。
狭い車内に閉じ込められていたユキ(柴犬)も、やっと開放されて生き返ったようだ。
夕方の散歩は、しびれる様な冷たさを肌に感じる。
冷え切った部屋や肌を刺す空気を感じながら、体が山里モードに切り替わっていく。