昨夜は名古屋の栄で忘年会をやった。
夜の繁華街はクリスマスのイルミネーションに飾られて、飛騨の雪景色並みに美しい。
学生時代の仲間が年に何度か集まっているが、暮れのこの時期なので、何となく世間並みの忘年会となった。
ボーナスとは無縁の暮らしになって久しいが、当時はクリスマスだ正月だと、気分も高揚していたが、何かとしがらみや義理の付き合いも多かった。
今は利害関係もなく、気楽に付き合える仲間とたわいもない話題で盛り上がり、飲み食い出来るのは何よりだと思う。
無国籍風料理で満腹になり、スナックで飲みなおして、夜更けにお開きとなった。
どの店も客は多く、夜の盛り場は若い学生から中高年の人たちで、昼間より活況を呈していた。
世の中は不景気だとか、就職が決まらない学生が多いとか暗いニュースが伝わってくるが、どこの国の出来事かと思ってしまう。
テレビを付ければ海老蔵一色で、政治もどこかへすっ飛んでしまった。
こうした光景を見ていると、日本はやはり平和な国なんだと改めて感じてしまう。