今朝、散歩に出かける時の空は、灰色の雲に覆われていた。
それほど寒くは無かったが、昼間解けた雪が夜間に凍るので、前の道路はツルツル滑る。
犬も時々滑っているが、さすが4本足は安定性が良いので、尻餅をついたり転ぶことは無い。
いつも歩いている林道沿いは、カモシカやイノシシ、ウサギなどの足跡が入り乱れている。
イノシシが草木の根やミミズを食べるために掘り起こした跡が、あちこちに残っている。
冬眠に入ったと思われる熊の目撃情報もあり、雪が深くなる前に、動物たちは懸命に就餌活動をしている。
狩猟期に入っているが、猟師の姿を見かけないので、安心して行動しているようだ。
もう少し雪が積もれば、スノーモービルで追いかけられたり、足を取られて逃げ足が鈍るので、安心できるのは今の内だけだ。
昨日やり残した細い幹や枝を切り分け、薪置き場に運んで積み上げた。
作業スペースのおが粉や木屑を片付け、道具をしまって薪作りの仕事はすべて終わった。
これで、いつから大雪が降っても大丈夫と思っていたら、みぞれ混じりの雨が降ってきた。