名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

日影平でスノートレッキング

2010年12月27日 | セカンドルーム

 

今日も雪模様の寒い日となった。
どこかの山へ出かけようと、山道具をリュックに詰めて準備をしているが、連日の荒れ模様でとても行ける状態ではない。
寒さで家にこもっていては、体が鈍ってしまうと思いながらも、稜線の吹雪に耐える自信もない。
それならと、安全策をとって、地形図やコンパスが頭に入っている、日影平で、スノートレッキングをすることにした。
柔らかい新雪は、「輪かんじき」を付けていても膝まで潜った。


同行したユキは、いつものように先導してラッセルしてくれるので、いくらか楽に登れる。


登るに従って雪も深くなり、木の枝は雪の重みで今にも折れそうだ。


熊笹や潅木も雪に埋まっているので、道をそれて森の中も自由に歩ける。


足の短いユキは、泳ぐように犬掻きでがんばって登っていく。


深い雪に足を取られながら、ようやく日影峠に着いた。


小休止した後、日影平山を目指して急坂を登っていく。


たどり着いた山頂の先から、北アルプスの大パノラマが楽しめるが、雪の降る今日は何も見えなかった。
寒さが厳しいので、急いで弁当のお握りを食べ、ユキはジャーキーで一息入れて下山した。

帰りも、森の中へ入り、予定通り「乗鞍青少年交流の家」の裏手の雪原に着いた。
カラマツの山を背景にモミの木が点在する風景は、いつ来ても美しい。
背景に紺碧の空が欲しかったが、新雪を楽しみ、森の奥深くまで足を伸ばすことが出来て、楽しい一日を過ごすことが出来た。

コメント (2)
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