名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

山里の風呂と洗濯事情

2010年12月26日 | セカンドルーム

 

今日も雪が降ったり止んだりの寒い日で、午後になっても気温がプラスになることはなかった。
池や水溜りの氷も、終日解けない。


薪ストーブの煙突から滴り落ちる木酢液が、一晩で大きな氷柱となり、昼間も伸び続けている。


木酢液は、畑の土壌改良や害虫駆除、マムシの忌避剤としても使えるので、バケツで採取している。

今朝から風呂場の配管も凍結して、風呂も洗濯機も使えなくなってしまった。
管の露出部分は防寒テープを巻いたり、凍結防止ヒーターを取り付けているが、毎年その効果もなく、3月下旬まで使えなくなる。
風呂場は別棟にあるので、気温も母屋より低いし、地中を通る管が浅い為、そこで凍結するようだ。
蛇口を閉めないで流しておけば凍結しないが、湧出量が少ない湧き水を使っているので、それも出来ない。
先住者も冬の風呂には苦労したようで、沸かす熱源は薪を使った釜と給湯器、ボイラーの蒸気と3つを使い分け、凍結したときは、脇を流れる水路から汲んでいたようだ。

たとえ風呂が使えたとしても、氷点下の風呂場に入る気はしないので、もっぱら近くの温泉へ行くことにしている。
洗濯も町へ行ったついでに、コインランドリーを利用する。
都会に比べると、コインランドリーの数が際立って多く、晴天の日や日照時間の短い山国特有の事情を物語っているようだ。
ここは温泉と違って、男が一人で出入りするのは、ちょっと躊躇する。
いつか若い奥さんの冷たい視線を感じたことがあるが、純粋に洗濯をしに行っているのに、変な目で見られることもある。
毎年同じことを繰り返しているが、これも冬の山里暮らしの、生活の一部になっている。

コメント (4)
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