昨夜泊まった猿投温泉の金泉閣は、朝晩の食事のメニューは、やはり先週と寸分違わなかった。
2週続きで泊まる物好きもいないので、当たり前のことかもしれない。
「ここの料理は何度食べても美味しいね」と言ったら、事情を知った仲居さんが苦笑いをしていた。
この日は混雑していたのか、大部屋に6人が枕を並べて寝ることになった。
これも修学旅行以来?の経験で、寝そびれた一人は、鼾の合唱や寝言がうるさくて朝まで寝付けなかったとぼやいていた。
帰りに、近くの猿投神社に参拝し、瀬戸の陶磁資料館にも寄ってきた。
ここは以前に訪れた時もそうだったが、自然環境も良く立派な施設だが、来館者が少なく閑散としていた。
ちょうど企画展「陶芸家・辻清明の眼」が開催中で、彼の作品や膨大なコレクションが展示されていた。
昨夜は酒食にひたり、今日は「明るさび」の世界に耽り、辛くもバランスの取れた2日間を過ごしてきた。