名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

山里は秋の中に夏が居座っている

2011年09月12日 | セカンドルーム

 

夏が戻ってきたようで、ここ数日は真夏並みの暑さが続いている。
それでも朝夕の涼しさと、林間を吹き抜ける風は秋そのものである。
つい最近までは7時過ぎまで明るかったが、6時になれば西の山に日が沈み、あたりは急に暗くなる。


近くに街灯もなく、隣家の灯りもわずかに瞬く程度で、闇の世界になるが、昨夜はまん丸の月が輝き、一日早い中秋の名月を楽しむことが出来た。


日の出も遅くなり、5時過ぎに東の空が一瞬赤く染まるが、太陽が山の端から姿を見せるのは7時過ぎである。
寝る時間と起きる時間が、少しずつ秋モードに変わっていく。


今日も、すすきの穂が弾けて風に飛んでいるのに、高くなった陽射しは、真夏のように強くて暑かった。
夏野菜が次々と終わりを告げている中で、スイカはまだ花が咲き実も付けている。


収穫目前のスイカに網をかぶせて守っていたが、2個のうち1個が、無残にも食べられてしまった。

 


小さいほうを残していった、いつもながらの手口は憎々しい。
野球ボールほどのスイカが少し残っているが、これから気温が下がっていくので、もう育つことはない。


畑の脇に舞茸のほだ木が伏せてあるが、覆いの藁を取ったら小さな頭を出していた。
ほだ木を貰った人から、来年の秋から本格的に発生すると云われていたが、早々と姿を見せてくれた。


椎茸となめこは、まだ秋を感じていないようで、出る気配はなかった。
山里は、秋の気配が漂う中で、名残りの夏も居座っている。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする