名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

飛騨特産の赤カブ

2011年09月29日 | セカンドルーム

 

今朝も散歩に出かけるときは、朝霧が立ち込めていたが、程なく霧が晴れて、木漏れ日が暖かかった。

 


最上流にある畑では、赤カブの収穫が行われていた。
以前は水田が何枚もあったが、猪の被害が多くて次々と耕作を止めてしまった。
赤カブやねぎ、あぶらえなどは、比較的被害が少ないので、老夫婦が転作して作っている。
赤カブは、11月下旬から12月中旬頃に収穫して、一冬分の漬物の材料として使われる。


今収穫しているのは、10月9・10日の高山祭りに訪れる観光客に、「赤カブの甘酢漬け」として販売される。
1本ずつ引き抜いて、葉と尻尾を切り取り、きれいに洗って市場に出荷される。

玉の大きい赤カブ2個を、葉っぱ付きで頂いたので、さっそく漬け物を作ることにした。


冬が来ると、どこの家も工夫を凝らして、大量の漬け物つくりが始まるが、まだその時期でないので、細かく刻んで「エバラの浅漬けの素」を使う即席漬物にした。


葉はしゃきっとした歯ごたえが、野沢菜漬けのようで旨かったが、カブの方は本来のこくが無く物足りなかった。
やはり漬物は、じっくり時間をかけて漬け込まないと、深い味は出ないようだ。

コメント (4)
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